春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

川場村、吉祥寺。(3-3)

2019-12-20 23:57:55 | 関口文治郎/神社仏閣
パソコンで投稿した記事の誤字を、
出先で、携帯から直そうとしたら、記事が飛んでしまい、
迷惑をかけてしまいました。今後は誤字は誤字のまま、
パソコンでの訂正が、私の良策とすることにいたしました。
投稿記事を読まれた方には、
同じ記事を見られますかどうか・・。

 
初めて訪れた、群馬県川場村。
 
木箱の角で出来た脛のカサブタの周りが痒く、
ついでに掻き始めて取れたカサブタに、快感「気持ちいい〜・・」
茶をすすり、パラりと開いた歌集のページに、
快感の余韻が、
凍り付いた。
 
胃の痛み耐えて朝仕の厨べに何かはかなく涙にじみ来ぬ
 
氷割りて汲む水清(さ)やにつぶら砂水底にかすかうごきゆく見ゆ
 
誰がために保ついのちぞ相見じと誓いし面に紅ひくあわれ
 
大正時代、博徒の父のくらし、生計の圧迫に耐え、
潔癖でありながらも、昏迷になるまいとし、
有名歌人が見せた、格調も、語彙の数さえ無くも、
男にはない情操の細やかさを、自然に、日々の生活に
人生の機微を死の直前、
七年間で千首を詠った歌集。
短歌に疎い私でも、捨てられなくなった、
「武尊の麓」より、「江口きち歌集」
 
兄、妹、父の生活を支え、
日を追うごとの困窮にあって不労の父を嫌い、
温泉に送り出し、
脳性麻痺の兄29歳の身体を丁寧に拭き、命を停め、
純白のドレスに着替えて、
大いなるこの寂けさや天地の時刻過たず夜は明けにけり
詠んで、青酸カリで、
自分の命さえ停めた「江口きち」25歳。
生れたのは群馬県利根郡川場村。

👇菩提寺ではないのですが、
 川場村吉祥寺の宝物館。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
👇釈迦堂
 
 
 
 
 
 
 

 
本堂、
正面障子を開いてくださった和尚さん、
「彫ったのは京都の人と聞いてます」と。
口を閉じた追い打ちの質問は自重するのが、
マナー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 

とうとうと流れる・・水の吉祥寺、花の吉祥寺。

 
「 拝啓
 花の時期の訪れは失いましたが、
 枯れた樹々に枯山水も又、歴史の物語が鮮明に浮かび、
 深い感銘を受けました。
 私がしゃしゃり、描くでしょう記事の隙間を作って、
 誘いくださったこと、何時も乍ら感謝、感謝しております」
コメント (8)
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