会社に出て少し仕事を片付けるために、3月26日(日)午前6時半過ぎに愛機「爺SF」でいつものルートを走っていると、
1Kmほど先で黒い煙が立ち上っている。「火事だ!」と直感して現場に向かう。
現場では、近所の人2-3人が様子を見ているだけ!
「消防には連絡したのですか?」と尋ねると、まだとの事!!
すぐさま携帯で119(市外局番はいらない)で火災発生の連絡をした。
連絡中にサイレンの音が聞こえたので、すぐに来てくれたと思ったら、パトカーであった。
(パトカーが3台ほど来てから最初の消防車が来た。。。)
近所の人たちが起きてこない感じだったので、大声で「火事だ!!火事です!!」と知らせた。
学生時代にコーラス部で鍛えた喉が効果を発揮したのだろう。近所の人たちが外に出てきた。
消防に通報中に現場を見ている人は7-8人に増えていたが、誰一人として大声で火災発生を近所の人たちに知らせていない!!
いったいどういうことなんだ!!!
火事が発生したら大声で近所の人たちに危険を知らせる必要がある。
そして大事なのは、普段からそのような協力体制の教育・訓練をしておく必要があると感じた。
警察は直ちに立ち入り禁止のロープを貼り、消防活動のスペースを確保したが、
もっと適切な場所に貼るべきだろうし、野次馬を整理して消防活動協力をする必要がある。
消防は現場近くのマンホールの消化栓から水道を確保したが、車の駐車などが無かったのは幸いだった。
車の駐車場所にも普段から気をつけておく必要だあるとも感じた。
一人、ほぼ意識が不明の人が最初に駆けつけた警官と家族に運び出されていたが、けが人が無いことを祈る。
最初の10分くらいは黒い煙だけだったが、ポンポンという音とともに窓ガラスが割れ、炎が噴出した。
仕事に行かなければならなかったので、現場を離れたが、多分家は全焼だろう。
地震・雷・火事・親父と怖いものの例えの中で、「親父」だけは存在感が無くなり怖さが消えた。
せめて、火事だけは住民の協力体制の中で怖さが少しでも小さくなることを願った。