ノートパソコンが不調になり、新しいノートPCを追加しました。
以前のパソコンは電源コードの接続部に問題を生じたりしたので、
電源コードやバッテリーについて、まとめてみました。
電源のつなぎっぱなしはNG
電源(ACアダプター)を本体に挿しっぱなしで使うと、リチウムイオンバッテリーは
高温に弱い性質を持っているので、充電によってバッテリーの温度が上昇し、さらに
CPUなどの熱も加わることで、バッテリー自体の寿命が短くなってしまう。
また、家を空けている間に落雷があり、ACアダプターをつなぎっぱなしにしていたが為に
パソコンが壊れてしまったという事例もある。
バッテリーを長持ちさせたいなら、電源を挿しっぱなしにせず、充電が終わる度に抜いて使う。
充電する上限を80%程で止め、残量が30〜50%に減ったら充電するようにすれば、
バッテリーの負荷が減らせる。
Windows 10には、充電の上限を100%以外に設定する項目があるので、
低めに設定すれば、過充電を防ぐことができる。
継ぎ足し充電はバッテリーの性能を低めると言われていたが、リチウムイオンバッテリーには
メモリー効果がないので、継ぎ足し充電でも問題ない。また、
夜間など電源を挿しっぱなしでもPC自体が起動していなければ、バッテリーへの負担は
少ないので、その点は安心できる。
逆に、絶対に避けてるのは、バッテリーを完全に空にしてしまうこと。
再度充電する際にバッテリーに大きな負担をかけるし、使えるようになるまでに
かなりの時間がかかる。
※DELLのノートパソコンは、バッテリには制御機能が組み込まれており、バッテリが完全に充電されると、
充電プロセスが停止するようになっているので、過充電にはならないようです。
※
ノートパソコンのバッテリ性能を向上させる方法 _ Dell 日本
1 バッテリー節約機能を使う
バッテリー節約機能がオンの場合、消費電力の多いいくつかの機能 (電子メールとカレンダーの
自動同期、ライブ タイルの更新、頻繁に使わないアプリなど) が一時的にオフになる。
バッテリー節約機能を使うことは、バッテリーを長持ちさせる最も簡単な方法。
[スタート] > [設定]、[システム]、[バッテリー節約機能] の順に選ぶ。
既定では、バッテリー残量が 20% を下回った場合にバッテリー節約機能が有効になるが、
これは [バッテリー] 設定で調整できる。
[バッテリー節約機能の設定] を選び、[バッテリー残量が次の数値を下回ったときに
バッテリー節約機能を自動的にオンにする] を選んで、その数値を設定する。
バッテリー節約機能を今すぐオンにし、PC の次回起動時まで継続する場合は、
[バッテリー節約機能の現在の状態] をオンにする。
2 電源のトラブルシューティング ツールを実行する。
[スタート] > [設定] 、[更新とセキュリティ]、[トラブルシューティング]、
[電源]、[トラブルシューティング ツールの実行] の順に選択。
3 ディスプレイの設定を変更する
バッテリーを長持ちさせるには、PC のディスプレイ設定を調節します。
・ディスプレイのアクティブ時間を短くする
[スタート] > [設定] > [システム] > [電源とスリープ] の順に選ぶ。
[次の時間が経過後、ディスプレイの電源を切る (バッテリー駆動時)] で、短い時間を選ぶ。
・ディスプレイを暗くする
[スタート] ボタンを選び、[設定] > [システム] > [ディスプレイ] の順に選ぶ。
[照明が変化した場合に明るさを自動的に調整する] (表示されている場合) をオフにし 、
[明るさの変更] スライダーを動かして目的の明るさのレベルに設定する。
・暗い色の背景を使用する
[スタート] > [設定] > [個人用設定] > [背景] の順に選んだ後、暗い色の画像または黒の単色を選ぶ。
・暗い色のテーマを使う
[スタート] > [設定] > [個人用設定] > [テーマ] > [テーマの設定] の順に選んだ後、暗い色のテーマを選ぶ。
4 電源の設定を変更する
バッテリーを長持ちさせるために、PC の電源設定を調節する。
・Windows で一部の電源設定を自動的に変更する
[スタート] > [設定] > [更新とセキュリティ] > [トラブルシューティング]
> [電源] を選択し、[トラブルシューティング ツールの実行] を選択する。
・PC がスリープ状態になるまでの時間を短くする。
[スタート] > [設定] > [システム] > [電源とスリープ] の順に選ぶ。
[次の時間が経過後、PC をスリープ状態にする (バッテリー駆動時)] で、短い時間を選択する。
・PC がスリープ状態になったら、Wi-Fi ネットワークから切断する
[スタート] > [設定] > [システム] > [電源とスリープ]
> [PC がバッテリ電源を使用していてスリープ状態の場合は、ネットワークから切断します]
の順に選択する。設定を [なし] ではなく [常時] または [Windows で管理] に変更する。
(このオプションはすべての PC で使用できるわけではない。PC のハードウェアと製造元により異なる。)
・カバーを閉じる
ほとんどのノート PC は、カバーを閉じることで自動的にスリープ状態に移行できる。
これを設定するには、[スタート] ボタンを選び、[設定] 、[システム] 、[電源とスリープ] 、
[電源の追加設定]、[カバーを閉じたときの動作の選択] の順に選ぶ。
・現在より省電力の電源モードを選択する
タスクバーの右側にある [バッテリー] アイコンを選択する。
使用電力を減らすには、スライダーを [最大のバッテリー残量] の方に動かす。
(このオプションはすべての PC で使用できるわけではない。PC のハードウェアと製造元により異なる。)
・電源ボタンを押す
ほとんどの PC では、電源 ボタンを押すと、ディスプレイをオフ、シャットダウン、
スリープ状態、または休止状態にすることができる。
電源ボタンの動作を選択するには、[スタート] ボタンを選び、[設定] > [システム]
> [電源とスリープ] > [電源の追加設定] を選択し、[電源ボタンの動作を選択する] を選ぶ。
5 ビデオの設定を変更する
バッテリーを長持ちさせるには、バッテリーをビデオ用に最適化する。
・ビデオの視聴時にバッテリーを効率的に使う。
[スタート] > [設定] > [アプリ] > [ビデオの再生] の順に選択し、
[バッテリーのオプション] > [バッテリー電源で映画やビデオを視聴するとき] の下で、
[バッテリー残量の最適化] を選択する。
これにより、低い解像度でのビデオ再生を許可するなど、ビデオ再生時用の
他のバッテリー節約オプションを選択できる。
・HDR アプリの調整
HDR ビデオをストリーミングしたり、HDR ゲームをプレイしたり、HDR アプリを
使用したりするときに、バッテリーを長持ちさせることができる。
[スタート] > [設定] > [システム] > [ディスプレイ] > [Windows HD Color 設定] を選択。
[バッテリー電源で Windows HD Color コンテンツを実行する場合] の下で、[バッテリー残量の最適化] を選択。
これにより、HDR ゲームやアプリをバッテリーで許可しない、ストリーミング HDR ビデオを
バッテリーで再生しないなど、HDR コンテンツのその他のバッテリー節約オプションを選択できる。
(表示されるオプションは、デバイスがサポートする Windows HD Color の機能に依存する。)
6 使っていない機能を無効にする
アイドル状態のアプリなどの機能をオフにすると、バッテリーの節約に非常に有効。
・バックグラウンドで実行するアプリを選択。
[スタート] > [設定] > [システム] > [バッテリー節約機能] >
[バッテリー残量に影響を及ぼしているアプリを表示する] の順に選ぶ。
アプリの一覧に、各アプリの電力消費量が表示される。許可するアプリを選択できる。
一覧からアプリを選択して、[このアプリをバックグラウンドで実行できるかどうかを
Windows で決定する] チェック ボックスをオフにする。
(一部のアプリではこの設定を変更できない)。
・位置情報をオフにする
[スタート] > [設定] > [プライバシー] > [位置情報] の順に選択。
次に、[変更] ボタンを選択してデバイスの位置情報を無効にする。
・Bluetooth をオフにする
[スタート] > [設定] > [デバイス] > [Bluetooth とその他のデバイス] の順に選んで、[Bluetooth] をオフにする。
・使っていないデバイスを取り外す
使っていないデバイスまたはアクセサリが PC に接続されている場合、
PC の電源をオフにして、デバイスを取り外し、デバイスの電源を再度オンにする。
7 同期設定を変更する
PC の同期頻度を変更することで、バッテリーの持ちをよくする。
・メールの同期の頻度を減らす
[スタート] > [設定] > [アカウント] > [メールとアカウント] の順に選ぶ。
変更するアカウントを選び、[管理] > [メールボックスの同期設定を変更] の順に選ぶ。
[新しいメールをダウンロードする頻度] で、今よりも長い間隔を選ぶ。
・必要なメール、カレンダー、連絡先のみを同期させる。
必要でなければ、メール、カレンダー、または連絡先は同期しなくてもかまわない。
[スタート] > [設定] > [アカウント] > [メールとアカウント] の順に選ぶ。
変更するアカウントを選択して [管理] ボタンを選択し、[メールボックスの同期設定を変更] を選択。
[同期オプション] の [メール]、[カレンダー]、または [連絡先] をオフにする。
8 バッテリーを長持ちさせるその他の方法
・PC が完全に充電されるまで電源に接続する
PC のバッテリー残量を確認するには、タスク バー上の [バッテリー] アイコンに
マウス ポインターを移動させるか、[設定] > [システム] > [バッテリー節約機能] の順に移動。
・PC を再起動する
再起動することで、バッテリーの減りを速くする問題が解消されることがある。
[スタート] >[電源] 、[再起動] の順に選ぶ。
・インターネットや Bluetooth などのワイヤレス通信が必要でないときは、機内モードをオンにする。
[スタート] > [設定] > [ネットワークとインターネット] > [機内モード] の順に選んで、機内モードをオンにする。
・閲覧に Microsoft Edge を使用する
Windows 10 では、Microsoft Edge を使用して Web を閲覧すると、Chrome、Firefox、Opera を
使用した場合に比べて、充電ごとにバッテリーが 36 ~ 53% 長持ちすることがテストで示されている。