今日は成人式だ。
2000年頃から一部の成人式が荒れだし、新聞テレビの報道もそのことに集中し、
荒れることを期待しているかのようだ。彼達は単なる「目立ちたがり」と思うが、
厳しい態度で対応すべきである。
根性の無いマスコミは、画像にモザイクをかけたりぼかしたりしているが、相手は大人なのである。
はっきりと馬鹿な「大人」の顔を見せるべきである。マスコミは人権問題を怖がっているのだろうか。
マスコミ自体が大人になってもらいたい。
僕は、1976年に東京の新宿区で成人を迎えたが、その当時からあったと思う「はたちの集い」には
参加しなかった。お上のお仕着せの祝い事に反発していたように思う。
しかし、記念品として贈られてきた「国語辞書」は今でも大事に会社の机の引出しに入っている。
上の娘が今年成人式で他のお嬢さん方と同じく振袖の貸衣装で写真をとり、
昔の同級生に会いに「集い」に行った。
日本人は他人と同じことをしたり、行動することで安心する人種だ。
そこに、貸衣装屋・写真屋・美容院などの商売に繋がっている。親の立場として正直、自分の子供だけ
みんなと違っていたら可哀想に思う。子供が自らの意思でスタイルを決定し行動すれば頼もしく思い、
絶大なる応援をするのだが。。。。
せっかくの機会なので、「成人式」の歴史を調べてみた。
意外と歴史は浅く、戦後の1948年に国民の祝日として、1月15日に成人の日が制定され、
この日は「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」とされている。
ただし現在では、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき法律改正し、
1月第2月曜日を成人の日と定めている。
1949年の読売新聞の1月16日の記事で、「国民の為の祝日であるべきはずなのに、
初の成人の日は参加者のみならず社会全体があまりに無関心。
この日の意識や内容などを知らない人々は二日続きの休日をただ行楽面に足をむけるだけ」とある。
スタートから無関心のイベントなのである。
戦前は1927年から日本の男子は満20才になると徴兵検査を受ける義務が課せられ、
「徴兵検査」によって緊張感を持って「成人」を強制的に意識させられた時代もあった。
余談だが、昔から不正はあったようで、徴兵検査逃れもお金次第のようだった。
【成人の日関連サイト】
日本文化いろは事典
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