毎月、三重県津市にある会社に出張で訪問しています。
津市のグルメで検索すると、老舗の洋風レストラン東洋軒本店のブラックカレーを見つけました。
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レストラン東洋軒(公式ページ)
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東洋軒 本店 - 津新町-洋食 [食べログ]
「東洋軒」は「天皇の料理番」の秋山徳蔵が3代目の料理長を務めたお店で、
1889年に東京で創業し、多くの政治家に愛され、皇居での晩餐会の料理も任された
素晴らしい歴史を持つレストランです。
津に本店を置く百五銀行の頭取を務め、芸術にも造詣が深い川喜田半泥子が、
その味を津にもと考え、1928年に百五銀行4階に「東京東洋軒出張所」がオープン。
その後、東京の店は閉じ、看板は津市に受け継がれ、現在は、
大正期の百五銀行伊賀上野支店を移築した建物で営業しています。
「ブラックカレーライス」は、「東京東洋軒出張所」の初代オーナーの猪俣重勝が
「黒色のカレーはできないか」という川喜田半泥子のリクエストに応えて考案したそうです。
猪俣重勝は何度も試作を重ね、カレールーの素となる松阪牛の背脂と小麦粉を
3週間炒めて煮込み続けることで黒さを実現させ、そこに秘伝のスパイスなどを加え、
約1カ月かけて作りあげるそうです。
そのような、歴史を感じるのが「ブラックカレー」です。
12月25日、クリスマスの三連休の最終日にスカイウェイブ650に乗って、
今年13回目の贅沢昼ご飯ツーリングに、7時40分過ぎに出発しました。
■「贅沢昼ごはん」ツーリングとは
※自宅からわざわざバイクで、評判のお店にお昼ごはんを食べに行くことを
「贅沢昼ごはん」ツーリングと命名しています。
※「贅沢昼ごはん」の贅沢度は、メニューの価格でなく、お店までの距離や時間で
わざわざ度=贅沢度 と勝手に決めています。
今回の贅沢度=154Km、200分
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豊中市から津市の東洋軒本店までの下見地ルート
針テラスでコーヒーブレイク。
9時で、バイクの数はまだ少なかったです。
名阪国道を関ICで降り、県道10号線で津市街まではスムーズに走りましたが、
東洋軒本店周辺で、一方通行などで少々道に迷いました。
店内はとても落ち着いた上品な雰囲気で、ライダー風情が入りにくい感じです。
お店のスタッフさんは、とても教育が行き届き、気持ちいいです。
入口で待ち合わせしていた綺麗なお嬢様たちが、お店にとても似合う感じです。
一番奥の目立たないテーブルに案内されました。
ライダーの格好なので、他のお客様への配慮かな?
ブラックカレー単品を注文しました。
久しぶりに、カレーポットに入ったカレーを食べました。
ルーのために玉ねぎは、細かく刻んでとろとろになるまで炒め、溶け込んでいるでしょうが、
別にざく切りの玉ねぎがルーに入っており、アクセントになりました。
見事な黒色ですが、コクがあり、スパイスも効いており、
とても美味しかったです。
・東洋軒本店、大正期の百五銀行伊賀上野支店を移築
・店内の様子は撮影できませんでしたが、シックで落ち着いた雰囲気でした。
・東洋軒の駐車場にバイクを駐輪しました
・ブラックカレー単品の注文なので、ナイフとフォークは片づけられました
・カレーポットは久しぶりだなぁ♪
・福神漬け、ラッキョウ、キュウリのキュウちゃんが添えられ、ごはんにはオニオンチップ
・見事なブラックカレー
・和風のおせちは、具材が高くなっており、
洋風おせちが人気でそうです。(3段重:34000円~)
■本日の走行距離:304Km、燃費:25.6Km/L、4.54円/Km
■本日の費用
・ガソリン代 1,380円
・昼食 1,080円
・コーヒー 100円
・お土産 650円 合計:3,210円