I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「麺屋 三十六房」岐阜県本巣郡北方町

2010-03-10 | ラーメン 岐阜・三重
hemant blogでこの店の存在を知り、岐阜の友人に様子を見てきてもらうこととなっていたが、私たちの方が先に訪問することに。

かなり長い行列ができているとの情報だったが、幸い今日は平日ということもあって、すんなりと駐車場・店内に入ることができた。




内装の黒い壁とシルバーのステンレス板が印象的で、スタッフの黒いポロシャツとともにどこかダンディズムを感じる。
(ただし棚の上のミニコンポから流れているBGMはJ-POP)
L字カウンターにキャパは10名程度だが、券売機回りにはもったいないと思うほどの空間があり、テーブル席または待合用の
ベンチを設けることができそうだ。

店員につけ麺の量を尋ねたところ、並で200g、大盛りで400gとの返答を得て、つけ麺(大)950円、つけ麺(全粒粉)800円
それにランチ雑炊50円のチケットを購入し、席へ案内してくれた店員に手渡した。(特盛りもあったが、それは600g?)




太麺故に茹で時間がかかるのか、開店間もないということで慣れていないのか、かなり待たされる。

そしてほぼ同時に出てきたのが、この2品。麺の量が倍ということは一目瞭然。





まずは麺だけを食べ比べてみると、全粒粉のものはコシがあって、それほど太いわけではないが、まるで玄挽きの十割そばのように
ざらつき、喉越しは芳しくない。一方普通のつけ麺の方は二八そばのように食べやすい。どちらかは好みが分かれるところだろう。
つけ汁は流行の味そのもので、またこれかという感じもしなくはないが、決して悪くはない。ただし舌触りはあまりよくない。
炙ったチャーシューも柔らかく、メンマもちょうどいい固さでそれらに何の不満もなく、普通に旨いというのが正直な感想。




二人で分け合って600gの麺を完食し雑炊をお願いしたところ、小皿にのったナムルもやし、ネギ、それに胡麻を降ったご飯が供される。
全てを残り汁に投入し、レンゲに掬って食べてみるとなかなか旨いが、麺を食べているときには然程気にならなかった酸味を強く感じる。


さて、あちこちにつけ麺の店が開店し選択肢が広がったことは嬉しいが、五十歩百歩の味で私は少々飽きてきたかも・・・。

麺屋 三十六房 (つけ麺 / 穂積)★★★☆☆ 3.0



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「丸十 うなぎや 島田支店」天白区

2010-03-09 | きたな美味い店
5年ぶりの運転免許更新に平針へ行く途中、昼食を「食べログ」で評判のいい鰻屋で取ることにした。


到着してみると間口2間の下駄履き店舗。外観からは入店を躊躇いそうだが、換気扇フードの汚れ具合は只者で無いような気もする。


 

店内に入ってみれば、立派なネタケースが付いたカウンターと、かなり巾の狭いテーブル2脚でキャパは14席程度か。
テレビの音がBGM代わりの、典型的な昭和レトロを感じさせる店作りだ。

注文は壁に掛かったメニューから、上うなぎ丼1500円、うなぎ丼1300円、肝吸100円とした。



雨が影響してか客は私達二人のみ、静かに待つこと15分。調理場からいい匂いが漂ってきたと思ったら、すぐに登場。



 

器がお櫃状の[上]には鰻が5切れ、いわゆる丼形状の[並]には4切れが、見た目からの違いだ。
皮はパリッと焼かれていて、身はふっくら脂ものって、なかなかいい。しかしタレが私達には少々甘過ぎる。
ご飯は炊き立てなのか、熱々でこれも悪くはない。値段とボリュームを考えれば、満足できるものだったが、
再訪するとしても、やっぱり5年後かな(笑)


ところで、箸袋には『寿司とうなぎの店』と書かれてあったが、夜に伺えばガラスケースにネタが並んでいるのだろうか?

丸十 うなぎや (うなぎ / 原、植田、平針)★★★☆☆ 3.0


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「伝心 春」一本義久保本店

2010-03-09 | 酒と肴
酒のストックが切れてしまったので「秋貞商店」で物色し、可愛らしい瓶を発見。福井県の純米吟醸無濾過生酒2940円。


 



さっそく封を切ってみると、瓶の口元にさわやかな吟醸香が漂う。利き酒用の猪口に注いでみればほぼ透明。

 

飲んでみると少々甘口だが、とてもスムーズで何の抵抗もなく喉を通っていく。春の山菜に例えるなら、タラの芽か。
しかし個人的にはコシアブラのような、ちょっと苦味のあるものの方が好み。

桜の花弁一枚が春の訪れを告げているようだが、実際の開花までこの一升瓶、もちそうにない(笑)
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「そば居酒屋 山葵」中区

2010-03-07 | 小料理・居酒屋
今年初の友人との飲み会は、ツレがネットで探した『そば居酒屋」』。御園座前で待ち合わせ徒歩8分(もっと時間がかかったような?)。



着いてみると、そこは木造の建物でちょっと古びた様子。暖簾を潜ってみれば、大きなカウンターが目に飛び込んでくる。
予約を告げ奥のテーブル席へ案内されると同時にビールを注文し、私はメニューを見て、二人はカウンター上の大皿料理を物色に。




そして選んだ結果がこれだ!






どの料理にも賞賛・感嘆の声が上がる。特に店主お勧め・蛍いかの鉄板焼きは美味しかった。


途中から日本酒に切り替え、呑んだ純米酒はこれとこれとこれとこれ!




〆に3種類の蕎麦(十割・ざる・八ヶ岳産霧下そば)を注文し3人でシェアしたが、器がちょうど人数分に分かれていて好都合。


好みの粗挽きではなく、ツユも甘めだったがまずまず納得いくもの。



最後はデザート(蕎麦の実アイス)まで食べて大満足の一夜だった。

またスタッフの気配りが行き届いており、客の行動・会話から一歩早く対応してくれるところも気持ちがいい。

駅から歩くのはちょっと遠いが気に入ったので、また利用させてもらうことになりそうだ。実にいい大人の隠れ家を発見

山葵 (そば / 大須観音、伏見)★★★★ 4.0


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「南」有限会社南酒造場

2010-03-05 | 酒と肴
最近龍馬伝に嵌っているツレ(単に福山雅治ファンなだけ)が所望し、「秋貞商店」で購入した高知県の純米吟醸3000円。


何でも㈲南酒造場は家族で酒つくりをするにはちょうどいい、350石くらいの小さな古い蔵で、
その近くには坂本竜馬の盟友であり、剣豪としても名を残した中岡慎太郎の資料館もあるとのこと。




色は微かな黄金色、吟醸香はかなり。日本酒度+6なので、それほど辛くは無いはずなのだが、飲んでみると結構辛口で個性的。
ビールでいえば私の好きなスーパードライのようにキレがある。口の中にいつまでも残らず綺麗に消えていくような印象。
松山三井という初めて聞く原料米がその味を作っているのかも。クセになりそうなほど旨い酒で、ツレも気に入ったようだ。






合わせたのは、土佐名物・カツオのたたき。大量の大根おろし、摩り下ろした少量のニンニクと生姜に、たっぷり大葉を乗せて、
ゆずポン酢掛けが我家流。しかしいつでも食べられるようになったのは季節感を失くすような気がする。(八丈島では今が旬とか?)




ぬる燗も試してみたが、やはり生酒は冷やで飲むに限るが私の結論!
コメント (2)
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「いなや」尾張旭市

2010-03-03 | ラーメン 県内
食べログの愛知うどんランキング上位、かつチェーン店以外で、まだ行っていない店へ興味津々、陶芸の帰りに寄ってみた。


カーナビに案内され着いてみると、駐車場はどこかのドライブインかと思うほどの広さを誇っている。
また入口には大きな風除け室があり、ちょっと異様な雰囲気。中に入ってみれば、そこはもうたくさんの人で溢れている。
一番奥の壁際カウンターに空きを見つけ席に着くと、すかさず女性店員がオーダーを取りにきた。慌てて



壁に掛かったメニューから、私はみそ中華・ツレは冷し中華を選択し、ご飯物がないので、それぞれ[大]で注文することに。



その後ツレがちょっと席を離れたと同時に、冷し中華が運ばれてきた。この早さは岐阜の「更科」以上かもしれない。






遅れること一分。私のみそ中も運ばれてきたので、お先に食べ始めることにする。



薄っぺらなハムが一切れ、それにネギともやしが少々、あとは2玉あるのではと思うほどの麺とタップリとした味噌スープ。
まずはスープを一口飲んでみれば、札幌ラーメンのものとは全く違い、それは食べなれた味噌煮込みうどんの様。
しかしこれがなかなか旨い。麺はいたって普通で特に評価できるところはなく、量が量なので途中で一味を振っても飽きを感じる。

さて、ツレが戻ってきて冷し中華にマヨネーズが載っていないことに気付き、トッピング20円を後からお願いすることになった。
今年のお初なので少し食べさせてもらったが、これもなかなかの味。しかし私だったら「スガキヤ」のものに軍配を上げる。


いずれにしても「早い・安い・旨い(?)」の見本のような店で、最近この地方で目立ってきた讃岐うどんのチェーン店をも凌駕しそう。
ここで蕎麦を食べることは無いだろうが、きしめんやうどんなら、機会があればまた寄ってみてもいいかもしれないと思う。
尚、焼きそばの麺が一玉90円で売っていたので、お土産に買って帰ってきたけど、旨いのかな?


ところで、この店は私のカテゴリーではどこに入れようかと迷ったが、食べたものがラーメンなので一応そこに入れておく(笑)


いなや (うどん / 藤が丘、はなみずき通、尾張旭)★★★☆☆ 3.0



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「キッチン たいら」千種区

2010-03-02 | その他グルメ 市内
先日来すっかりとんかつモードに入ってしまったので、お気に入りの「加津味」も考えたが、
食べログで高い評価(愛知とんかつランキング2位)を得ている焼きとんかつの店へ行ってみることにした。

店内は小上がりとカウンターで全20席、ちょうど昼時ということもあって、とても混みあっている。
カウンター席に着き、メニューを眺め名物の焼きとんかつ定食(上)を頼もうとしたところ、昼はランチのみと言われる。


 

そこで私がエビ・かつの盛合せ930円(みそ味50円UP)、ツレは焼きヒレカツ880円とし、待っている間にビールも一本注文。
飲んでいる内に客はどんどん増えていき、相席が必須となる。尚、TVから音は流れているが、誰も見てなどいない様子。





しばらく待つとツレのヒレカツ、続いてエビ・かつが盆に載って供された。








油で揚げていないだけあって、どちらもヘルシーで優しい味、女性やメタボが気になる人には特にお勧めだと思う。
ヒレは一見ピカタのよう見え、一方かつはワラジかつの様に薄くて大きいタイプ、どちらも柔らかくてとても美味しい。
掛かっている味噌にはドテの肉も少量混ざっていて、これもまた美味。エビは揚げてあるが、カラッとして旨い。
またカレー風味のスパゲッティも悪くはないが、キャベツの鮮度だけはイマイチかな?まあ小鉢も付いて、この値段なら大満足。





揚げ物が苦手になってきているツレも、衣に余計な油を感じることが無かったようで、大変気に入った様子だ。
帰り際に「ご馳走様」を言って椅子を奥へ入れると、大将がありがとうございますと手を合わせていたのも好印象。
次回は夜に訪れ、焼きとんかつ(上)ねぎ味噌味とタンシチューをツマミにビールを飲んでみたい。

焼とんかつの店 たいら (とんかつ / 今池、池下、千種)★★★☆☆ 3.5




コメント (2)
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