愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

キジロウ再検査を通告される

2018年02月12日 | キジロウ

たっちー:キジロウ、そういえばキミに健康診断の結果を伝えていなかったな。

キジロウ:いいよ、別に。どうせ、問題ないでしょう?

たっちー:聴かなくていいのか?

キジロウ:だから、問題ないでしょう?

たっちー:……

キジロウ:だぁ~かぁ~らぁ~、問題ないでしょう?

たっちー:……

キジロウ:黙るなよぉ~、なんなんだよぉ~、なんとかいえよぉ~、異常あったのか?

たっちー:いや、異常というわけでは……。

キジロウ:わかったよ、聴くよ。どうだったんだよ。

たっちー:若干、血中の脂質が高いという結果が出た。

キジロウ:なんだよ、大したことないじゃないか。

たっちー:大したことないと言えば、大したことはないが……結論を言えば再検査だ。

キジロウ:えーっ、再検査? また病院に行くのか?

たっちー:そうだな、今度は桜の咲くころに……。

キジロウ:最近の日本は日に日に寒さが厳しくなっています。このまま日ごと寒さが増していき5月ごろには氷河期に突入するので桜は咲きません。

たっちー:何を、わけのわからないことを言っている。とにかく再検査だ。結果次第では、食事が変わるぞ。

キジロウ:ガーン! グルメな僕にとって不味い食事は悲劇です。なんとかならないでしょうか。

たっちー:再検査の結果次第だ。そもそも、口内炎でまともに食事をしなかったわおんの分まで食べていたお前が悪い。あきらめろ。

キジロウ:嫌いな病院に行って食事が不味くなるなんて、まさに踏んだり蹴ったりだ~! 勘弁してくれ~!

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2017年 キジロウ、健康診断をする

2017年12月28日 | キジロウ

先日予告したように、キジロウの健康診断を実施しました。

病院に連れて行こうと様子をうかがっていると、僕と目が合った瞬間、気配を察して3階建ての押し入れの最上階奥に逃走。

「ちっ、妙なところだけ感が働きやがる」

などとボヤキながら椅子を持ち出して捕獲する僕。

キャリーケースに押し込むと、同情を買おうと「あおーん」などと必要以上に悲しげな鳴き声を上げていました。

「いちいち、臆病な奴だなぁ。大したことないだろう」などとなだめながら病院へ。

診察台ではいつものように、キャリーケースに爪を立てて出ることを拒むキジロウ。

内心「あー、めんどくせーヤツだなぁ」と思いつつ、引きずりだして診察開始。今回は10歳になったこともあり、シニア健診でディープに調べていただくことにしました。

また、わおんほどではありませんが、キジロウも口内炎。進行していることに気づかずに放置していたため、抜歯をした経験があります。今回も口の中をチェックしてもらい、併せて注射もしてもらいました。

診察が終わると、脱兎(猫?)のごとくキャリーケースの中へ一目散。

「その動きは、家を出るときにみせろ」と内心苦々しく思う飼い主・たっちー。

行き帰り鳴き通しのわおんと違い、キジロウはキャリーケースに入れると、数回だけ悲しそ~に鳴きますが、無駄だと察すると帰ってくるまでほぼ無言。その後は、自らに降りかかる出来事に身を固くして耐えています。

懸命に耐えた健康診断の結果は、1週間ほどで到着の連絡がありました。

いよいよ、おっさんを過ぎ爺さんへの階段に足を踏み入れんとするキジロウの健康診断の結果は……脂質がやや高め。許容範囲ではありますが、念のため2~3か月後に改めて検査をして、それでも数値が高い場合はフードの変更などを検討することになりそう。

キジロウには気の毒ですが、病院は健康診断で年に1度というわけにはいきませんでした。

キジロウぉ~、桜の咲くころにまた病院に行くぞぉ~!

※写真は爪切り中のキジロウ。終了後はやはり逃走を図りました。オレが悪いことしてるみたい……。釈然としない。

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キジロウ、健康診断を通告される

2017年11月15日 | キジロウ

たっちー:キジロウ、10歳の誕生日おめでとう。これでお前さんも本格的におっさんの仲間入りだな。
キジロウ:いやな言い方するなぁ~。飼い主なんだから贔屓目に「背中のシマシマに渋みが増してきたな」とか言えないのかよ。
たっちー:すまん、オレはウソは苦手だ。
キジロウ:ウソじゃなくてさぁ~、よく見てみろよぉ~、この背中のシマシマを~
たっちー:(背中をじーっとみる)ところで……。
キジロウ:わかんねぇのかよぉ~
たっちー:すまん、まったくわからん。そんなことより、にゃんこは人間をはるかに超えるスピードで老化が進むぞ。近いうちに、血液を採って健康診断をしてもらおうと思っている。
キジロウ:健康診断~! それって病院に行くの?
たっちー:もちろんだ。家ではできん。
キジロウ:いりません。お気持ちだけで結構です。
たっちー:そうはいかん。病気は早期発見、早期治療。健康診断はそのために不可欠だ。
キジロウ:自分の身体のことは自分が一番わかっています。大丈夫、健康です!
たっちー:ダメだ。同じようなことを言っていて入院したヤツを何人も見ている。
キジロウ:それは自己管理ってもんができていないのであって……
たっちー:それなら多少不味くても新しいカリカリを食え。パートナーが奮発して健康によりいいものに変えたんだ。残していることに気づいていないとでも思ったか。
キジロウ:えーっと、あれは、わおんが残したんじゃないかなぁ?
たっちー:ウソをつくな。我が家にはお義母さんというチェッカーがいるんだ。ごまかせると思うな。とにかく、年内か年明け早々には病院に行くぞ。心の準備をしておけ。
キジロウ:あー、年末年始をドキドキしながら過ごすのかぁ……。
たっちー:そんなに嫌がるな。これも君に健康で長生きをしてもらうためだ。
キジロウ:って言いながら嫌がっている僕を面白がってない?
たっちー:……ちょっとね。
キジロウ:くそぉ〜!

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今年こそホントに10歳になりました!

2017年10月10日 | キジロウ

昨年カウントを間違えて10歳のお知らせをしてしまったキジロウ。

今年はホントに10月10日の誕生日(仮)で10歳になりました。

といっても特段のお祝いの予定はなし。

食事を豪華にしようかとも考えましたが、そもそも刺身とか食えないし

いつもよりも、ちゅーるを多くあげようかな?

それよりも、いよいよシニアに突入するので年内に血液検査など体調チェックをしようと思っています。

キジロウ~、覚悟しろよぉ~

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間違えた!

2016年11月15日 | キジロウ

たっちー:キジロウ、君にとっても残念なお知らせがある。心して聞いてくれ。

キジロウ:何だよ、改まって…。

たっちー:先日、君が間もなく10歳になるとブログでも紹介したんだが、カウントを間違えた。君は今年まだ9歳だ。

キジロウ:えーっ!  そうなの?  なんだよぉ~、いい加減な飼い主だなぁ〜

たっちー:許せ。最近は自分の年齢もよくわからなくなって、悪気なくサバ読んでしまうことがあるくらいなので、飼い猫の年齢のカウントもついテキトーになった。

キジロウ:自分の年齢もって…、大丈夫か?

たっちー:そもそも、男なんて少年、青年、オッさん、老人の4種類しかない。キジロウもオッさんになったことには間違いない。気にするな。

キジロウ:気にするよぉ〜、一桁と二桁の差は大きなんだぞ!

たっちー:お前がどう思ったとしても4種類のカテゴリーでオッさんであることには変わらん。それともお前は自分がまだ青年だと主張したいのか?

キジロウ:いや、そこまでは…。

たっちー:ならブツブツいうな。ただでさえう◯こ×の大きさでわおんに負けてるんだから、×の穴が小さいと言われるぞ。

キジロウ:うぅぅぅ〜何だか納得できない。それに男は4種類しかないなら女はどーなんだよ!  少女の次はオバちゃんか?

たっちー:キジロウ、口を慎め。この世にオバちゃんは存在しない。

キジロウ:何でだよ。だって、自分のことをオバちゃんっていう人いるよ。

たっちー:自称することと他人から呼ばれることはまったく違う。いいか、女性には少女、お嬢さん、老女の3種類しか存在しないと認識しろ。

キジロウ:お嬢さんの時代が長くない?

たっちー:長くない!  世の中とはそーいうものだ。お前もオッさんなんだからそれくらい悟れ。

キジロウ:そうか…オッさんには悟りが必要なんだぁ。

たっちー:そうだ。オッさんとはそーいうもんだ。そー考えると1歳くらい間違っても関係ないって思えるだろ?

キジロウ:う〜ん、思えるような思えないような…、誤魔化されているような…、騙されているような…。

というわけで、キジロウはまだ9歳でした。10歳記念(?)は来年に持ち越そうと思います。

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キジロウ、間もなく10歳!

2016年09月18日 | キジロウ

すっかりご無沙汰しています。

おかげさまで猫たちも飼い主も元気にしております。

季節はめぐり、すっかり秋風が気持ちのいい季節になってきました。

そして月日もめぐり、ぼさぼさだった野良猫のキジロウは間もなく10歳を迎えます。

仮の誕生日は10月10日。ベビーフェイスですが、猫的にはすっかりおっさんの域に達し、飼い主に追いついてきました。

おっさん同士仲良くしようと思います。

ちなみにキジロウを保護したのは結婚した翌年…ってことは来年結婚10年!

何かお祝いしようかな? と思いつつも先立つものもないし、忙しいし…。

こじんまりやろうか、と勝手に思っております。

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キジロウの猫ぱんち

2015年05月10日 | キジロウ

前回もお伝えしましたが、年末にガラケーからスマホに変えました。

どーせ、電話とメールでしか使わないんだよなぁ~などと思っていましたが、数多くある便利なアプリに今更ながらびっくり!

こんなことなら、もっと早くスマホにすればよかった! などと考えている今日この頃です。

電車に乗っている間など、スマホをチマチマいじっていますが、特に写真加工のアプリの充実に驚いています。

ちょっと前ならこんな写真加工は専門のパソコンソフト使わないとできなかったはず…と感心しきり。

というわけで、キジロウの写真を加工してみました。

猫ぱんちの瞬間です。わかっていただける方には、わかっていただけると思いますが「聖闘士星矢」風にしてみました。ラスベガスで行われた世紀の一戦も意識しましたが、ちょっとかわゆくなりすぎ? という気もするところです。

もちろん、こんな猫ぱんちを繰り出すくらいですから、本猫はとっても元気。でもそろそろワクチン接種にいかなきゃかなぁ。

「洗いたい」(というか洗ってほしい?)とか言っている人もいるし…。

どうなるキジロウ? どうするキジロウ? ってどうにもできないけど。

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2014年 キジロウ病院へ行く①

2014年09月23日 | キジロウ

先日、キジロウを病院に連れて行きました。

理由はこれまで同様、口腔。すでにこじらせて歯を抜いているので日々チェックをしているつもりでしたが、気がついたら口が匂うようになりました(過去記事はこちらこちらをご覧ください)。

またこじらせて、抜歯することになったら大変。

コロアイを見計らって、病院へ連れて行きました。

しかし、病院大嫌いなキジロウ。いつものように、家中を走って逃げ回り、キャリーケースの縁に足をかけて踏ん張り…と全力で無駄な抵抗を繰り返します。

あえなく、キャリーケースに投入されたときには、ちっこをちびる有様。まさにびびりの極みです。

それでも「鳴いても無駄」ということだけは理解したようで、病院に到着してからはキジ柄の岩に変身したように終始無言を貫きます。治療に来ていたわんこと戯れるたっちーを横目に、キャリーケースの中で順番待ちを続けました。

病室に入ってキャリーケースから出すときも無駄にふんばって抵抗。あっけなくひきづり出され、診察していただきました。

やはりだいぶ悪くなっていたようですが、抜歯するほどには至らず。注射をして無事に終了。もちろん、戻るときはキャリーケースに全力疾走です。

今回は大事に至らず…でしたが、これからも要チェックだよなぁ。

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お前のせいか

2014年08月20日 | キジロウ

ある日のこと。気がつくと、わおんがいません。

どこにいったんだろう? と探すと押し入れの奥。

猫はケガや病気になると、身を隠すといいます。

具合でも悪いのかな? と思って様子を見ていました。

あまりたくさん食べる方ではありませんが、そういえば、最近、食欲もなく、なんとな~くパワーダウンしている様子。

それでも、夜になると押し入れから出てきて、膝の上で満足そうにごろごろ喉を鳴らしています。

どうしたんだろう? と思っていた矢先のこと。お義母さんが、わおんを執拗に追いかけるキジロウの姿を目撃。わおんは嫌がってフーとかシャーとかいっていたようですが、意に介さずに追い立てていたようです。

さらに、たっちーも真夜中に踏み台にされて目を覚ますと、キジロウに追いかけられているわおんのバトルを目撃しました。

その場は、引き離しましたがウチのキジロウ、西子に対してもそうでしたが、どうも腕力にモノを言わせるタイプです。

お陰で、わおんはまた追いかけられるんじゃないかと心配になって押し入れから出られなくなっていたようでした。

にゃんこのことは、わかりませんが、キジロウによ~く言い聞かせたところ、どこまで理解したかわかりませんが、少しずつ収まってきました。

わおんも押し入れの奥から出てくることも多くなり、なんとか今のところ一件落着。

いったい、なにがキジロウにそんな行動をとらせていたのか?

推測を次回に紹介します。

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舐められてる?

2014年04月28日 | キジロウ

春は花の季節。

パートナーは切り花を飾るのが大好き…なのですが、実はキジロウも切り花が大好き。

花に猫ぱんちを繰り出し、猫草には見向きもしないくせに葉っぱをかじり…とものの数分で見るも無残な状態にされてしまいます。

このため、わが家で切り花を飾る場所は部屋に繋がる扉がある玄関に限定。日当たりは良くありませんが、それでもキジロウに数分でボロボロにされるよりは長持ちします。

しかし時折、扉を開けた瞬間にするりと入り込み、切り花の歯をかじっている…という状況も発生します。

それでも、入り込んだ瞬間に僕が「おい!」とか、声をかけると「やばっ!」という感じで脱兎(猫?)の如く走りって「僕、何かした?」みたいな顔でごまかします。

しかし、これがパートナーだと「コラ、キジロウ! 何してる!」などと叱りつけてもまったく無視。「コラ、無視するんじゃない! 言うことをきけ!」などと声をあげても、意に介する様子はありません。

今にも花瓶のある棚の上にジャンプをしようとする瞬間、その様子を聞きつけ、僕が覗き込みます。すると「えっ、たっちーがきたの?」という感じでこちらを向いたキジロウと一瞬目が合いました。

その瞬間、「なんでもありませ~ん」とでも言うように、その場から走り去るキジロウ。

「なんで、あんなに注意した私のいうことは聞かずに、たっちーの顔を見ただけで逃げるんだぁ~!」と不満をぶちまけるパートナー。

ふとんにう○こされたり、無視されたり…。

キジロウのヤツ、やっぱりウチのパートナーのことを舐めてるのかも?

まあ、これも普段のおこないということで…。

 

しばらく間があきましたが、ぼちぼち更新します。

よろしくお願いします。

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キジロウの独り言

2014年02月02日 | キジロウ

昨日、2月1日は西子さんの命日。2011年だから、ちょうど3年になるんだよね。わおんがきてから1年とちょっと…。たっちーは一層忙しそうだし、わが家も様変わりしたもんだ。

でも、たっちーがにゃんことオンナに甘いのは相変わらず。わあんなんてにゃんこのオンナだから大甘! 話になんないよ。

オレなんて小さいころに悪さすると「教育的指導」とか言って毒霧(お酢スプレー)をオミマイされたもんだけど、わおんには全然怒らない。「ダメだよぉ~❤」だもん。

だからわおんがどんどん調子に乗るんだよ。っとムカつくよなぁ。

だいたい、わおんが来る前までたっちーに朝と夜にはもふもふされてたんだ。それなのに朝はわおんがたっちーまとわりついてるから、オレのことなんかまったくかまってくれないんだよね。

夜だって、オレがもふもふされて気持ちよくなってるときに、強引にたっちーの膝に乗ってくるし。ホント、勘弁してほしいんだよね。オレの至福のヒトトキを奪うなっていうんだよ。

そういえば、たっちーは西子さんにも甘かったなぁ。

わおんって、ちょっと西子さんに似てるところがあるから、余計に甘いのかもしれない。

でも、もうちょっとオレのこともかまってほしいんだよなぁ。

あっ、たっちーが帰ってきた。今日はちょっと早いから、早速もふもふおねだりしようっっと!

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2013年 キジロウ洗われる

2013年03月12日 | キジロウ

最近、わおんの話ばかりですが、キジロウも元気です。

落ち着きのないわおんを見ていると、なんだかキジロウがとっても物わかりのいい落ち着いたにゃんこに見えて…という比較対象によって、思わぬ効果が生まれています。

そんなキジロウですが、暖かくなったこともあって、だいぶ背中のフケが目立つようになりました。

しかも、キジロウはパートナーがパソコンを開くと机の上で座ったり、ごろんとなって寛いだり。ときにはパソコンの前で寝たりするので、背中に浮いたパウダーシュガーのようなフケはとても気になるとのこと。

「洗いたい…」(といっても洗うのは僕ですが…)

つぶやくように言ったパートナーの言葉をキジロウがもし理解していたら、家出していたかもしれません。

そして、遂にキジロウにとってのXデーが到来。風呂場に連れていった途端、瞳を真っ黒にして悲しそうな、しかし、とてつもなく大きな声で鳴き叫ぶキジロウ。

閉ざされたドアの向こう側で、キジロウの叫び声に反応するかのように大きな声で鳴くわおん。

その声に勇気づけられるかのように、シャワーのホースをつたって逃走をはかろうとするキジロウ。

「こら、こら」などと言いながら、その前足を引きはがして、シャンプーを洗い流すたっちー。

ものの数分ですが、キジロウにとっては地獄のひとときだったようです。

まだ濡れた身体で部屋の隅で身を固くして、僕をじとーっと見つめるキジロウ。

「いや、洗いたいと言ったのは俺じゃないから…」

などと言っても、キジロウにとっては押さえつけて風呂場に連れて行った僕が主犯としか考えられないようです。

「キジロウぉ~、その昔の山中鹿之助という武将は『我に艱難辛苦を与えたまえ』と祈ったんだ。快適な生活ばかりしていると、ロクな猫になれないぞ。ときには艱難辛苦を経験しろっ」

と説得しましたが、案の定、まったく聞き入れてもらえませんでした。

年1回程度のシャワーを艱難辛苦というのもなんですが、お陰さまでだいぶフケは収まった様子。

しかし結局、悪者はたっちー? なんだか納得いかない…。

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2012年 キジロウ病院へ行く④

2012年08月11日 | キジロウ

とってもご無沙汰しておりました。忙しさにかまけて長い間、更新できずにいました。

お陰さまで、暑さに負けずキジロウは相変わらず元気にしております。

しかし元気でも病院に連れて行かなければならないのが、年1回のワクチン接種。

今回も嫌がるキジロウを強引に連れて行きました。

そのときに、もしキジロウと会話ができたらこんな感じだったんだろうなぁ~というイメージをしてまとめてみました。なんの役には立ちませんが、ツボにハマると、きっと脳みそは休まると思います。是非、お試しいただければと思います。

 

 たっちー:キジロウぉ~どこだ? あれ? そんなところ(押し入れの隅)にいたのか? おい、いつまでも嫌がっていないで、病院へ行くよ!

(目を離した瞬間に別の場所に逃げようとしたキジロウ)

…って逃げるんじゃない!(取り押さえるたっちー)

キジロウ:嫌だ! 絶対に嫌! 病院は嫌いなんだよぉ~

たっちー:嫌いだって、年1回のワクチンの注射なんだから嫌いだから行かないなんてことは許さないの。

キジロウ:放せよ、嫌だって言ってるだろう!

たっちー:嫌でも行くの!(と言いながらキャリーケースにキジロウを押し込む)

キジロウ:出せよ! どこも悪くないんだから病院に行く必要ないだろう!

たっちー:だから、ワクチン接種なんだから悪くなくても行くんです。それに最近、また左目が涙を大量に出してるじゃないか。 一緒に診てもらうの。

キジロウ:涙が出ているのは、実はとっても悲しいことがあって…

たっちー:なんだよ、悲しいことって?(一瞬動きが止まるたっちー)

キジロウ:ここ数日、ご飯に削り節がかかっていないとか、爪とぎがぼろぼろになっているのになかなか取り変えてもらえないとか…

たっちー:ふーん。じゃあ、行こうか。(立ちあがって歩き出そうとするたっちー)

キジロウ:あぁ~、サラッと流すんじゃない! とにかく行きたくないんだ、病院は嫌いだぁ~

たっちー:そういうなよ。かわいい看護師さんがいるぞ。

キジロウ:えっ、ホント?って…僕、猫だから人間の女子は関係ないだろぉ~ それに獣医さんは男じゃないかぁ~。ねぇ、ねぇ。今度からたっちーが帰ったときもちゃんとお出迎えするし、朝早い時間にご飯をねだってうるさくしないし、布団にう○こしないって約束するからぁ~。

たっちー:お前の「今度から…」っていつ?

キジロウ:う~ん、そうですねぇ。日本単独でサッカーのワールドカップが開催されるころまでには…。

たっちー:飼い主、舐めてんのか?

キジロウ:いや、間違えました! 明日から…いや今日から実践します。

たっちー:まったく信用できん! もういいから病院へ行くぞ!

キジロウ:いやだぁ~、堪忍してくれ~、助けてくれ~(と鳴き叫びながら病院へ)

 

…とまぁ、こんな感じですが、無事に病院に行ってワクチン&治療をしてきました。

その後は例によってしばらくの間、理不尽な疑惑が浮上しましたが、最近はだいぶ落ち着いてまいりました。

今後も更新がゆる~くなることもあると思いますが、期待せずにゆる~くご覧いただければ幸いです。

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2012年 キジロウ病院へ行く③

2012年05月27日 | キジロウ

歯周病で歯を抜き、その後「要観察」とされたキジロウ。

順調に回復していましたが、ある時期からちょっと口臭が気になり始めました。

しかも、涙が膿のような色に…。というわけで「早めの治療を」と思い、病院へ連れてくことにしました。

しかし、理不尽な疑惑が完全に払しょくされたわけではありません。

この日、キジロウはいつものように押し入れをベッド代わりにしながら寛いでいましたが、ただならぬ予感を感じたようで緊張感を持った瞳で僕の一挙手一投足を監視。そんなキジロウの視線を感じつつ、ベッド代わりにしている押し入れの上の段にあるキャリーケースをとりだそうと、手前にあるファブリーズ異動させた途端、「ヤバイ!」という感じで、三段ある押し入れの一番下の端に避難してしまいました。

「東日本大震災とその後の余震にまったく無反応なくせに、なぜこんなときだけ敏感に反応するんだ?」

などといってみたところで、出てくる気配はありません。

強制的に引きずり出し、キャリーケースに押し込んで病院へ。

待合室で待っている間、病院で飼っているにゃんこがご挨拶に来ました。しかし、切羽詰まった精神状態で、それどころではないキジロウはまったく反応できず。さらに、同じように待合室で待っていたわんこが吠えだして、緊張は限界を超えていたようです。

ほどなくすると、名前を呼ばれて診察室へ。いつものように、キャリーケースの中には「僕は猫ではなくて石なので、治療は必要ありません」とでもいっているかのように、身体を固くしたキジロウ。まったく西子といいキジロウといい、どうしてわが家の猫たちは飼い主に出来の悪い子どもをもつ親の気分を味あわせるのだろう…などと思いつつ、引きずり出して治療開始。

瞳は傷がついたところにばい菌が入っているようで、口臭はその影響もあるようですが、まだ心配するほどではないとのこと。粉末の飲み薬と目薬を頂いて帰宅しました。

飲み薬は1日1回、目薬は朝起きてからと出かける前、そして帰宅してからと寝る前の1日で計4回。目薬は現時点で継続中ですが、大分、よくなってきました。しかし、出かける前の目薬をするために捕まえようとすると「また病院に連れて行かれる!」と思うらしく、目があった途端に避難開始。引きずり出して、目薬をして避難を再開する、というのがわが家の朝の日課になってしまいました。こうして、僕に対するキジロウの理不尽な疑惑がさら強化されていくのでした。

ちなみに写真は目薬のついでにツメを切られるキジロウ。この後は、やはり避難されました。面倒なヤツ…。

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理不尽な疑惑

2012年04月30日 | キジロウ

世の中はすっかりGWに突入。5月1日と2日に有給休暇で休んで9連休なんて方もいるのではないでしょうか?

忙しい中、なんとか久しぶりに29日と30日は連休を確保した飼い主・たっちー。家でのんびりと…と思ったのですが、そんな僕を見て、落ち着かないのがキジロウ。

日中に僕が家にいると病院に連れて行かれたり、シャンプーされたり、ツメを切られたり…とキジロウ的にはロクなことがないと学習したようで、僕の顔をじーっと見つめたと思ったら押し入れの隅っこに避難してしまいました。

「キジロウぉ~、人聞き…いや猫聞きが悪いぞ!」

などと声をかけましたが、出てくる気配はありません。

このままでは気分が悪いので、猫じゃらしを駆使してみましたが効果なし。

その表情は「そんなモノでごまかされるもんか! たっちーが、こんな時間に家にいるってことはきっと何か悪いこと(?)が待ち構えているに違いないんだ。絶対に出ていかないからね!」とでも言っているようです。

その表情を見て、さらに気分の悪さが募る飼い主・たっちー。

「だいたい、病院もシャンプーもツメ切りも、みーんな必要なことなのに、いちいち嫌がるお前が悪いんだろう。まったく、だれのお陰で家猫として何不自由のない生活を堪能できていると思ってるんだよぉ~」

などと嘆いたところで「猫の耳に念仏」。出てくる様子はありません。どうやら何をしても、キジロウが僕にかけた理不尽な疑惑を晴らすことはできないようです。

人の世はまさに理不尽の連続であることを実感しつつ、近所に買い物に出かける2012年のGWでした。

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