引き続き、わおんの口内炎話です。
なんとか病院に行く回数を減らしたいと思い、口内炎改善のためのサプリを混ぜた「ちゅーる」を与えるのですが、ときにはそれすら拒否することもあります。
お皿に入れたちゅーるを目の前に置くのですが、面倒くさそうぉ~な表情をして小走りに逃げていくのです。
「お前なぁ、世の中には飢えているにゃんこがたくさんいるんだぞ。なんだ、その態度は! しかもちゅーるだぞ! あり得ないだろ!」
などと説教をしますが「馬耳東風」ならぬ「猫耳東風」。単に食べたくないのか、口内炎の症状が現れているのか、わかりませんが、飼い主に対して最近流行りの「忖度」が微塵もないこと間違いありません。
そんなときは、指先にちゅーるをつけて、それをわおんの鼻先にちょん。少し食べ始めると、そこから食欲が加速して食べ始めます。しかし、ときには鼻先ちょんからも逃げまわり、押し入れの隅っこに避難なんてこともあります。
落語の「饅頭怖い」は、みんなで怖いモノの話をしていたところ、そのうちのひとりが饅頭と答えます。妙なものを怖がるヤツもいるもんだ、ひとつ怖がらせてやろう寝ているところに饅頭おくと「怖い、怖い」と言いながらをバクバク食べるというお話。
わおんも「ちゅーる怖い」と言いつつ、こっそり食べてくれればいいのですが……。