先日、キジロウを病院に連れていきました。
病気ではなくワクチン接種。また、わおんほどではありませんが、口内炎をこじらせて歯を抜いた経験があります。最近は、自宅でもみてもやや歯茎が赤くなっているような……ということで、こちらも治療していただきました。
待合室で順番を待っていると、先に来ていたのが飼い主さんの膝の上で抱えられた小型犬。この日もキャリーケースに入れられた瞬間は悲しそ~な鳴き声を出していたキジロウですが、病院に到着するころにはすっかりあきらめたようで鳴き声もあげませんでした。
しかし、突如として「おーん」と猫らしからぬ、鳴き声を上げたものですから、小型犬を抱えて順番待ちをしていた飼い主さんが「えっ、犬ですか?」とびっくりしたように尋ねてきました。
内心、キジロウに対して「変な声で鳴くなよぉ~」と思いながらも「いえ、いえ猫なんですよ」と言いながら、キャリーケースの網目越しのキジロウを確認していただきました。
安心とびっくりが入り混じったような声で「ホントだ!」と納得していただきました。
同時に「少し、小さいですか?」と尋ねられたので、「そうですね。5キロくらいなのでオスとしては少し小さいかもしれません」と僕。すると、「このコ、3キロしかないから、このコよりも大きいですね!」と、膝の上の愛犬を見ながら驚いたようおっしゃっていました。
「へぇ~、そうなんだ」と思い、診察の際に体重を図ると4.6キロほど。前回も同じくらいだったとのことなので、5キロは勘違いだったかなぁ~? などと思いながら帰宅しました。その後、「キジロウって男の子としては小さいと思っていたけど、そうでもないのかも?」と思い、ググってみました。
もちろん、猫種や個体差によっても違いはありますが、標準的な猫の成長に応じた平均体重は次のようになっているとのこと。
・生後0週:約100g前後
・生後1週間:約150~200g
・生後1カ月:約400~500g
・生後3カ月:約1.0~1.5kg
・生後12カ月:約3.0~5.0kg
猫の1歳は人間だとおよそ20歳で、その後、多くの場合は成長が止まるため、1歳のときの体重がひとつの目安となるそうです。
こうしてみると、うちのキジロウはいわば平均に収まっていると言えそうです。
大きなにゃんこをみてきたのでキジロウは小柄と思っていましたが、そうでもなさそうで一安心。
わおんも先日、病院に連れていったときに体重を図ったところ3.6キロ。こちらも平均に収まっています。3キロの大台に乗ることなく、世を去った西子の最大は2.8キロほど。西子はやはり、小柄だったようです。
ちなみ、小型犬の体重を犬種ごとにみるとトイプードルは3~5キロ、ミニチュアダックスフンドは4~5キロ、チワワは3キロ以下が理想体重とのこと。トイプードルとミニチュアダックスフンドの理想体重は、ほぼキジロウと同じくらい、わおんはチワワを上回りました。
もうひとつ、ちなみに今回の記事はこちらとこちらを参考にしています。興味のある方は、ご覧ください。
それにしても、飼い主はなかなか平均体重に近づけずに、健診のたびに胴回りを指摘されているにもかかわらず、日々寝ている猫たちは平均体重か……。納得できない。