とても衝撃的で悲しいニュース。
中村哲医師がアフガンで殺されました。
まったく面識はありませんでしたが、井戸を掘る医師の存在は「そんなことをやる人がいるんだ」という単純な驚きでした。
中村さんは「私は医師だから」といえば井戸を掘らずとも、誰にも責められることもなく、咎められることなどなかったはずです。
しかし、彼は井戸を掘ること、自ら戦地の砂漠で重機を操り水路を引くことを選んだのです。
「決して戦車や武器では解決しない」
現実主義者と思われた中村さんの言葉は、夢想家と呼ばれるかもしれないと歌うジョンレノンの歌に重なる気がしました。
今年は、平和を祈念するこの日に、哀悼を込めてこの歌を送ります。