猫ブログですが、猫ネタではありません。古い友人の訃報に接して悲しさを紛らわしたくて書きました。
彼と会ったのは19歳か20歳ころ。もし、彼と会っていなかければ、その後はまったく違う人生になっていたかもしれません。
ともに若かったので、一緒にいろんなところに行ったなぁと思い出していました。
2歳年上ですが、苦労の多い人でした。何か相談すると「しょうがねぇよ」と言われることがよくありました。でも、彼に「しょうがねぇ」と言われると、は不思議と「しょうがないんだなぁ」と腑に落ちるようなところがありました。
2人のお子さんはすでに巣立ち、お連れ合いがひとり。線香でもと思いましたが、クリスチャンということもあり、家には仏壇のようなものはなく、遺骨が置いてあるそうです。出かけた九段下にもみじ思われる色づいた葉がありました。
もみじにも花言葉があります。
「大切な思い出」です。
「もう、会えないなんてさみしいじゃないか」
という私の言葉に「しょうがねぇよ」と答えているような気がしました。