千代木園陶芸作品の繕い その2 2019-02-13 00:22:35 | 多種類の繕い例 もう一つの繕いです。 焼成の時にくっついてしまって。 ミニルーターで分離して。 ベースを整えて。 「新うるし」での色合わせです。 完了です。 そして、錫粉処理をする時に、ついでにこの丹波立杭焼の登り窯焼成時に使う作品台もこれまでの亀裂の修復だけではなく、漆と錫粉処理をしてあげました。 これは、個展の時などにこんな風に使っているものです。
千代木園の陶芸作品の繕い その1 2019-02-13 00:12:31 | 陶器の繕い例 千代木園陶芸教室の作品の繕いの様子です。 作品の移動中に割れてしまって。 とても薄い作り、土もなんか頼りないですね。 アラルダイトと地の粉を混ぜたもので。 更に上から補強して。 その後は、黒艶漆を塗って、錫粉を蒔きました。 完成です。 もう一つの作品も同様に。 こんな風に亀裂が入っていました。 裏側の様子です。 水漏れがしますね。 先ずはアラルダイトを埋めて。 続いてアラルダイトと地の粉を混ぜたものでで埋めて。 これもさらに補強して。 そして、次の工程。 黒艶漆と錫粉です。 完了です。