金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

簡単な繕い

2020-01-16 12:46:34 | ガラスの器の繕い例

妻の妹からの依頼です。

 
大きなガラス鉢にひびが入ってしまって。

 

ドライヤーでうんと温めて、アラルダイトの注入です。

 

裏と表からの作業で、水漏れのしない状態にまで接着が出来ていますが、ひびは目立ったままですね。

 

そして、仕上げに「新うるし」の本透明で処理して。

これで手に触れた時の感触や汚れが着くことはないでしょうね。

硝子の食器の繕いは、両側から透けて見えるので、金属粉を蒔くことも難しいですね。

後で聞いた話ですが、この食器、マルタのお土産に買ってきたものですって。

いい食器、食洗機を使うのはダメですよね。