木曜日の教室の続きです。
この方、少しだけ欠けたガラスのコップなどを沢山持参されて。
木っ端みじんのお皿を直された方。
このガラス飾りの製品も長く取り組んでおられます。
小さなミニルーターもお持ちで。
さて、私は次は漆を施す作業です。
弁柄漆です。
2カ所ベースの手入れが済んでいる湯飲み。
きれいに仕上げられていますね。
この日きれいに再手入れしていただいたカップも。
そして、この日速乾性の接着剤でベース作りをしたガラスの器も。
繕い箇所が2カ所あります。
この磁器も速乾性の接着剤でベース作りをしたもの。
これくらいの傷なら、速乾性でも。
このきれいなカップはよく手入れされていて。
ひびが入ったカ所へのこの細い線が難しいと。
でも、そろそろご自分でチャレンジしてもらいたいものです。
私のけがをした左小指も映っています。
これは、これまでに修理を終えているものですが、ほそい亀裂に新たに気が付いたと追加の処理の依頼です。
さあ、次は金属粉を蒔いていきます。
この金属粉、これまで知らなかったものです。
銀に金メッキを施した消粉で、仕上がりは金の消粉を蒔いたようになります。
値段は、銀の消粉より高価ですが、皆さんに人気があって。
メンバーの世話人が見つけてくれたものですが、新しい本にも載っていないものです。
いいですね。
この新しい金粉、私のものを使っていますが、材料費をいくらもらうかが難しいですね。
錫粉は無料で、処理してあげていますが、これまでも金粉を蒔いた場合などちょっと困っています。
必要な人は各自で購入しておいてもらい、それを使うのがいいでしょうね。
ガラスの器も仕上げです。
このカップが初めての繕いだというので、どうしても金の消粉を蒔いてほしいと。
いくら金粉代としてもらうかが難しいですね。
さっそく真綿で処理してもらった徳利。
とてもいい輝きですね。
写真のピントが合っていないのが残念。