繕いの技がさらに上がってきたので、これまでの繕った品物の再手入れも始めています。
まずはこんな平鉢。
水を張って、落下した椿の花などを玄関先に飾っていたものです。
きれいに洗って。


手入れをしていない箇所もいくつかあります。




底もこんな状態。


先ずは、接着剤を使って修復箇所の再手入れです。



そして、接着剤が乾燥したあと、「新うるし」の白を使って着色です。
本漆の白だと、黄色っぽくなってしまいます。


こんな風に綺麗になりました。


底も「新うるし」を使って、周りと同色になるようにして。
さらにその上から地の粉


底もこんな風に仕上がりました。

