藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

3月24日の石津浜

2007-03-24 15:59:35 | Weblog
今日は夕方から荒れるという天気予報でしたが、いつものEntry時刻は嵐の前の静けさ?
波もほとんどなく、春にごりも若干良くなり、この時期としてはまずまず楽しめました。


さて、今回は卵シリーズで攻めてみました。

1.コウイカの卵
なんだか汚らしい画ですが、コウイカは卵を砂まみれにしてカモフラージュします。
孵化するとこの砂のカタマリは無くなり、元のきれいなヤギに戻ります。


2.(多分)ケンサキイカの卵
砂地にいきなり産み付けてありますが、スナイソギンチャクのすぐそばという場合もあり。
波に揺れる姿はイソギンチャクっぽいので、一種の擬態ではという考えもあります。


3.ベニキヌヅツミと卵
左上のピンクの一列が卵です。
この貝は一生をこのヤギの上で過ごします。食べ物もヤギのポリプだそうで、食べたヤギの色素が沈着してこういう色になるんだとか。
この写真では、貝の殻をおおう外套膜が少し引っ込んで、鮮やかな色の貝殻が少し見えてます。
毎年5月頃にはこの貝の姿を見かけなくなります。私は、産卵後は死んでしまうのではないかと思っています。


最後に、卵とは関係なくカエルアンコウです。
(絶対に撮れ!という無言のプレッシャーをかけられまして・・
おチビさん&マックロなので眼がどこにあるかもわかりません。



その他、マエソ、シロギス、マゴチ、ギンポ、スジコウイカ、クロイシモチ、タツノイトコ、ホシヨウジ、ミズヒキガニ(多数)、

ボラ、マダコ、サギフエ、ムラサキハナキンチャク など。


Log data
Entry
Max depth -21.5m
Ave. depth -14.0m
dive time 49min
Water temp. 15℃
Visibility 4m
Wave hight 0.5m