藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

8月15日の石津浜・・・海底地滑り

2009-08-16 06:43:53 | Weblog
11日の地震後、はじめて潜りました。
濁りが多少ありましたが、真っ暗になるほどではありません。

で、明らかに海底の地形が変化していました。
いつものように岸と平行に進んでゆくと、途中でゆるやかな谷のような地形があるのですが、そのあたりでは、岸から続く急斜面のゴロタが崩れ、真新しい石がむきだしとなっています。
ゴロタの斜面と、傾斜のゆるやかな砂泥底の境界は、10m以上沖へ移動していました。
境界線の水深は先週までは最深で-25mでしたが、-20mを移動していても境界線がどこなのか見通せなくなっています。
幅50m程度?、水深-10~-25mにわたって小規模な「海底地滑り」が起きたに違いありません。
潜っている最中だったら、と思うとぞっとします。
マダコやオオモンハタが付いていたタイヤも半分埋まってしまいました。


ゴロタの上で数多く遊泳していたハナハゼは、ほとんど姿を消してしまいました。
相変わらず元気に泳ぎ回っていたのは、マダイとオオモンハタ。



ロープについていたマツカサ三兄弟。



海岸近くの家では、瓦が落ちたためブルーシートを屋根に張った家をいくつか見かけました。

潜っている最中の地震と津波の対処方法については、よーく考えておいたほうが良さそうです。
今回の様に震源が近い(東海地震も!)と、Exitして安全な場所に避難する前に津波がやって来るでしょう。
漂流するのを覚悟で、表層を沖に泳いでいったほうが助かる確率が高いと思われます。

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