TPP賛成だったヒラリー・クリントンさえも、TPPに反対を表明しました。(←クリックすると、ニュース記事へ移動します。)
TPPは、加盟国が同じ規格によって人も物も行き来するというものです。そうすると、巨大企業が一人勝ちするしかなくなり、日本では加入する前から補償の話までしなければならない始末です。
TPPで約束されたことは、一国の法律より上にあり、協定に違反すれば国際訴訟を起こされて、莫大な賠償金を支払わされる羽目になります。
しかも、アメリカの巨大企業が一人勝ちするといっても、それがアメリカの一般の国民に良いことかというと、けっしてそうではないことに気がつき、多くのアメリカの国民がTPPに反対しているというのです。
日本の安倍政権は、選挙前はTPP断固反対とポスターまで掲げながら、選挙後は、TPP加入に前のめりになり、3月8日に閣議決定しようとしている始末です。(←クリックすると、ニュース記事へ移動します。)初めっから、国民を騙すつもりで、選挙に勝つためならウソでも平気でつけるような人たちなのです。

ヒラリー・クリントンでさえ反対を表明せざるを得ないのに、どうして日本はTPPへと突き進むのでしょうか。それは、マスコミが徹底的に自民党に都合の悪いことを知らせないためで、まるで戦前・戦中のように情報統制をして、ニュースに流れるのはすべて大本営発表だからです。
マスコミの幹部たちは、安倍首相から税金で寿司を食わせてもらい、怪しげな接待を受けて弱みを握られ、電波を止めるぞと脅されて、自民党に都合の良いプロパガンダを流し、利権を共有する両者持ちつ持たれつの関係なのです。どうりで、犯罪者の甘利がTPPの担当な訳です。何が「タフネゴシエーター」だ、笑ってしまう。
だから、テレビや新聞をそのまま真に受ける素直で大人しい日本人は、TPPのことを考えようととしても、何も考えつかないのではないでしょうか。TPPがすばらしい政策であるというのなら、どうしてアメリカ国民が反対し、その影響によってTPP賛成だったヒラリー・クリントンがTPP反対を表明せざるを得なくなった理由について考えてみてはどうかと思います。
「TPPに隠された本当の恐怖-ついに明らかになった危険すぎるシナリオ-」という100ページにも満たない600円ほどの本を買いました。ものの20分くらいで読んでしまう分量です。TPPについての解説というより、TPPについての事情が記されています。私的には、目次にある「アメリカに農民はいない」(33ページ)に興味を引きつけられ、読むとハッと気づかされました。詳しくは書けませんので、ぜひこの本を買って、お読みになってください。
TPPが閣議決定されようとしているこの段階で、分量も多くて詳しい解説本ではなく、重要な点についてのみ、事実を知るという意味で、意味があると思いました。

