私は、ある時まで、あまりネットに詳しくはありませんでした。ネットに詳しくないというのは、ネットを使って色々な情報を得て、勉強することが少なかったという意味です。それが、3.11から、震災の様子、福島原発事故の様子を不安と恐怖を覚えながら、ネットを通して情報を得たり、調べたりすることが多くなりました。そのおかげで、多少はネットも使えるようになったのではないかと思います。まだまだ序の口ですが。
それで、これまで知らなかったたくさんのことに気づくことができました。「原子力ムラ」という存在もその一つです。ウキペディアにもあります。(下の画像をクリックすると、コトバンクの用語説明のページに移動します。)
最近では、「日米安保ムラ」というのがあることを教えられました。日米安保ムラは、まだウキペディアにもないようですが、近年その存在が浮き彫りになってきたようです。
日米安保ムラとは、日米安保によって生じる利権に群がる利益共同体のことで、この利益共同体がどのように暗躍しているのかを分かり易く垣間見ることができるのが、「カレイドスコープ」というサイトに載っていました。(下の画像をクリックすると、サイト記事へ移動します。)
原発ムラにしても日米安保ムラにしても、人の暮らしや命より、とどのつまりお金儲けの方を優先しているところに暗澹たる思いがします。「きれいごとを言うな」と一笑されるかもしれないと思ったりもします。ふと、頭の中にマタイによる福音書4章8節から11節の御言葉が思い浮かびました。
以下、聖書本文の引用始め
更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」と言った。すると、イエスは言われた。「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある。」 そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。
以上、聖書本文の引用終わり
この世はまるで、悪魔を崇拝することによって享楽の限りをつくすことができる世の中であるように思えます。そんな中で、悪魔崇拝を退けて、誘惑を拒絶するということは、なかなか難しいことなのかもしれません。けれども、悪魔の諸行を白日の下にさらして、裁きを受けさせることによって、悪魔崇拝を退けることができるのではないかと思います。