融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

NHKスペシャル「知られざる放射能汚染 ~海からの緊急報告~」、その他のご紹介

2019年08月23日 | 日記

 NHKが真っ当だった頃のビデオです。これを見ると、NHKが悪いというよりも、NHKを悪くした勢力が問題だということが分かります。

 改めて、おさらいの勉強のつもりでご覧になってください。

 

NHKスペシャル「知られざる放射能汚染 ~海からの緊急報告~」

 

 

 併せて、東京オリンピックを思いつつご覧ください。


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一種の詐術、誤魔化し、ミスリード

2019年08月23日 | 日記

 「約束をまず守ってもらいたい」と安倍首相は言っています。一見すると、当たり前のことを言っているように思いますが、よくよく考えてみると、間違ったことを言っていることに気がつきます。これも、一種の詐術、誤魔化し、ミスリードです。

 「約束」というのは、国と国が交わした約束のことだろうと思います。けれども、民主的な国では、たとえ国が決めたことでも、国民がおかしいと感じれば、不服を表明する権利があります。主権は、国民にあるからです。

 けれども、安倍首相は、「私は立法府の長」と言う位のピントがズレた人で、自分に主権があると勘違いしているところがあり、自分の決めたことは文句を言わずに従うべきだという考えがあるように見受けられます。しかし、それはナチスに学んだ考えであり民主的な国にそぐわない考えです。

 安倍首相は、「総理大臣である自分が決めたことに国民は従え」という考えの持ち主であるように思います。それ故に、韓国に向けられた「約束をまず守ってもらいたい」という言葉の中に、安倍首相の間違った思想を感じて反発しているのだろうと思います。安倍首相の言う「約束」とは国と国が交わした約束であり、民主的な国の国民ならば、疑義を表明することができるのです。韓国の人々は、そういう権力者の歪んだ思想を怒っているのだろうと思います。

 安倍首相は、国民の個人の行動に、いちいち国が制限をかけて良いと考えている節があります。そうだとしたら甚だ問題です。安倍首相の言う「約束」とは、そういう匂いがするものです。国と国同士の「約束」と、人と人との約束は違います。それを同じ感覚で語るのであれば、詐術、誤魔化し、ミスリードというものだと思います。

 韓国の国民が、何に怒っているのかという観点で物事を考えてみてみることは、とても大切なことであるように思います。

 


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目には目を、歯には歯を

2019年08月23日 | 日記

 人間、酷い目見合った時には、相手にも同じ様な目に遭わせないと気が済まないものです。爆弾には爆弾で、核ミサイルには核ミサイルでというようにです。一方で、目には目を歯には歯をとは、応分の報復に留めるということで、爆弾に核ミサイルで反撃してはならないという意味です。この理屈は、歴史の中でも共有されている普遍的な考えとでも言えます。

 韓国の元徴用工の人が、今も続いている当時の企業に民事訴訟を起こし、訴えが認められて企業に賠償が命じられました。そのことに対して、日本政府が圧力を掛けました。政府の考えは、戦後補償が済んでいるのだから、韓国政府は原告を黙らせろというものなのでしょう。日本政府は、マスコミを懐柔し、日常的に世論をコントロールしていますので、悪びれもせず韓国政府にも同じように対応を求めたのではないかと思います。

 ところが、韓国とは、たとえ大統領でも不正を働いたら袋叩きに遭うような国ですし、歴史的な経緯からも日本政府の言う通りのことが出来る訳がありません。すると、日本政府は貿易戦争をしかけてきて韓国に言うことをきかせようと圧力を掛けました。さらに、所謂「ホワイト国」外しも行いました。韓国は、誇り高い民族気質を持っていますので、これらの手法に痛く面子を傷つけられ、日本製品の不買運動が起こりました。

 そして、この度韓国政府は、ジーソミアの破棄を日本政府に通告することになりました。日本政府は、この決定に抗議するとのことですが、それだけ重く受け止められていたということです。正に目には目を歯には歯をということです。こうなることは、初めっから想定されていたことではなかったかと思います。最初に、貿易戦争をふっかけたことから間違っていたのです。

 今後、ジーソミア破棄の影響が多方面に及んで来ることと思います。混沌として来ました。これから起こるだろうことが、日本にとって不利益なことであると考えられるなら、日本の韓国に対する貢献度が高い今のうちに、貿易戦争をふっかけたことを素直に詫び、許しを請うたらどうでしょうか。案外、振り上げた拳を下ろした勇気を評価されるかも知れません。そういった関係のうちに、「蛇のように賢く、鳩のように素直に」問題解決への道へと進んで欲しいものだと思います。

 結局、目には目を歯には歯をとは、応分の報復ですから、そもそもからして加害をしなければ良いということに行き着くのではないでしょうか。何も悪いことをしなければ、何もされることはありません。恐れることはないのです。そう考えると、戦争など、もってのほかです。「自分にしてもらいたいことを、人にもしなさい」(イエスさんの教え)

 

 

 


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