明日12月15日(日)は、第三アドヴェント礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「名前よりも愛」、賛美歌は「主を待ち望むアドヴェント」(3番)、「見張りの人よ」です。礼拝後は、祈りの一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
クリスマスが近づいて参りました。クリスマスというと、イエスさんの誕生日をお祝いする行事で、世界的な規模ですでに出来上がっているものです。一方で、イエスさんは、自分の誕生日を祝って欲しいと願っているのかというと、そのような根拠は明確に見つかるものでもありません。おそらくは、古代の政治と宗教が両輪となって国家運営されていた時代の名残で、王様の誕生日を記念してお祝いするのと同じようなものではないかと想像したりします。
クリスマスが世界的な規模で浸透していますので、戦争中でもクリスマス休戦という考えが浮かぶようです。すごい影響力だなぁと思います。でも、イエスさんは、「私を崇めよ」と教えたのではなく、「隣人を自分のように愛しなさい」と教えたのですから、そもそも戦争などしないことを教えているのだと思うと、人間とはなかなか難しいものだと思ったりします。
特に、今はウクライナ、パレスチナを舞台に、そしてシリアも加わって戦争が繰り広げられています。そして、台湾周辺でも紛争の準備が着々と進められています。また、胡散臭いカラー革命とらやの火種もグルジアなどでくすぶっているようです。次から次へと争いの場が広げられているようで、他人の国に干渉するのは止めてもらいたいものです。
そのような年に、またクリスマスを迎えようとしています。なので、素直に浮かれる気持ちになれないというのが本音です。けれども、小さな子どもには、少しでも楽しい行事として過ごしてもらいたいと願っています。私も自らの歩みを振り返る歳頃になったのだなぁと思わされる今日この頃です。