旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

トンネル駅&只見線の旅4~美佐島駅から小出駅まで

2015-08-20 17:24:54 | トンネル駅&只見線の旅
 越後湯沢駅までは、午前中に乗った区間。その先、魚野川に沿って下っていくと、右手に燧ヶ岳がきれいに見えていました。


 石打駅の周囲にはたくさんのスキー場があり、上越新幹線開業前後までは多くのスキー客が駅を利用したそうですが、現在は利用客も少なくなり1番線の線路は撤去されていました。


 駅前には「駅弁 おみやげ」の看板を掲げた、今は閉店したお土産屋も残っており、賑わった当時の面影が残っていました。


 遠くには、八海山も見えます。


 上越国際スキー場前駅。冬期間の臨時乗降場から駅に昇格したところで、駅舎のない駅です。


 上越国際スキー場と言っても、実際はここは中越地方。駅前のリフトだけ見ると小さなスキー場に見えますが、この奥には20本以上のリフトがある、東京ドーム214個分の広さのスキー場が広がっているそうです。



 六日町駅に着きました。




 ここで北越急行ほくほく線へ乗り換えます。




 北越急行ほくほく線は、六日町駅と犀潟駅を結ぶ、北越急行が運営する路線です。
 北陸新幹線金沢延伸までは首都圏と北陸を結ぶメインルートの一つとして、上越新幹線越後湯沢駅で日本の在来線最高速度となる時速160kmで特急「はくたか」が運転されていましたが、金沢延伸によって特急「はくたか」の運行は終了しています。


 北越急行普通 犀潟行に乗ります。
六日町  14:49発   
魚沼丘陵 14:52着 14:52発  
美佐島  14:58着


 六日町駅を出てすぐに上越線と別れ左にカーブし、ほくほく線に入ります。


 水田が広がる中を進むと魚沼丘陵駅に着きます


 魚沼丘陵駅を出るとすぐに、美佐島駅のある赤倉トンネルに入ります。




 美佐島駅到着。








 かつての特急「はくたか」が時速150kmで運転していたときの風圧に耐えられるユに作られた、ホームと待合室を隔てる頑丈な扉。


 地下10mほどの深さなので、階段の先にある地上も見えています。


 階段をあがっていくと、いろいろなアート文字。どれがこの駅のもので、どれがそうでないものなのか、一瞬迷うほどの数。
 ガムテープアート文字というものだそうです。








 駅舎の中はきれいなだけでなく、いろいろな展示物もありました。




 和室の休憩室もありました。


 駅の外に出てみました。


 北越急行ほくほく線10周年記念の、片岡鶴太郎氏による駅名票です。




 駅周辺を歩いてみました。




 1時間5分ほど滞在し、次の北越急行普通 六日町行の列車で六日町駅に戻り、今日の宿泊地小出駅に向かいます。
美佐島   16:03発  
魚沼丘陵  16:09着 16:10発  
六日町   16:13着

 ここの駅では、列車が到着するまでホームの扉が開かないので、自由ににホームに出ることはできません。
 また、ホーム側の扉が開いているときは、階段側の扉が開かないようになっています。


 このように、表示も出ています。




列車が近づくと待合室にも表示されます。


 このほかにも、列車の運行状況を知らせるモニターもありました。



 魚沼丘陵を通って六日町駅に戻ります。


 遠くに、谷川岳が見えました。土合駅はあの谷川岳の地下にありました。


 六日町駅に着きました。


 遠くに見えるのは黒姫山。


 六日町駅の駅舎の中には、「棟方志功アートステーション」
 六日町出身の実業家が収集した作品を寄付して作られた美術館だそうです。


 今日最後の列車、上越線普通 長岡行に乗ります。停まる駅と時刻は次の通りです。 六日町   16:38発  
五日町   16:44着 16:44発  
浦佐    16:49着 16:50発  
八色    16:53着 16:53発  
小出    16:58着




 五日町駅を過ぎると、上越新幹線が迫ってくると間もなく浦佐駅に到着します。


 16時58分、定刻小出駅に着きました。




 2日目、高崎駅から小出駅までの乗車時間3時間36分。乗車距離206.4km。 

 今日の宿泊は、駅前の川善旅館。


 1泊2食付き6,500円の夕食。これに冷や奴が付きました。


 つづく