今日は、2019年4月20日。「天寿 雪室氷点熟成純米生酒」解禁日です。
そこで、中学校からの同級生と3人で秋田県に向かいます。
午前9時頃、お天気に恵まれ、偽痛風と言われた右手首の痛みもなんとか和らぎ、いざ出発!
今回は、自動車の旅です。
青森自動車道から高速に入り、前方に綺麗に岩木山が見えます。
手首は、痛みは和らいだもののまだまだ要注意!
今回は後部座先に座り、手首の負担が掛からないようにカメラも含めできるだけ物は持たないようにします。
大鰐温泉スキー場が前方に見えてきました。
次の碇ヶ関ICで一般道におります。
今日の立ち寄りポイント、「津軽湯の沢駅」。
後ろ姿は、あとで「青森の社長さん」と呼ばれることになった同級生のA君です。
ここは、12月1日から翌年3月31日まで全列車が通過する、無人の冬季通過駅です。
通常の会期を拡大し今日から開幕した今年の「弘前さくらまつり」。これに合わせて秋田駅・弘前駅間を臨時特急「弘前さくらまつり号」がJRで一番少ない特急車両E751系4両で運転されます。
前照灯下の愛称表示器は通常運用の「Tsugaru」が表示されています。
11時頃、まるで空気を運んでいるかのように走り去っていきました。
これから秋田県に入ります。
国道7号を南下し、鷹ノ巣から国道106号に入り、途中の米内沢から国道285号五城目街道に入り、更に南下。
気がつけば、12時半になろうかと言うとき「道の駅 五城目」に到着。
今回の自動車は同級生B君のPLUG-IN HYBRIDなので、車も昼食です。
五城目といえばということで、「だまっこ鍋定食」。
玉子をトッピングしました。御飯と味噌汁はセルフです。
45分程の昼食・休憩。
五城目八郎潟ICから秋田自動車道に入り、途中川辺JCTから日本海東北自動車道に入り、本荘へ。
予定より2時間近く早く到着しそうなので、松ヶ崎亀田ICで国道7号へおりました。右手に日本海。
前方に鳥海山です。
由利本荘市街地に入り、桜前線北上を実感しました。
ホテルチェックイン前に、「本荘さくらまつり」会場の本荘公園へ。
本荘公園は、石垣を使わず土塁と壕による城として本城豊前守満茂が築いた城址で、大正時代に史跡公園として整備されたところだそうです。
園内の約1000本のソメイヨシノは今が見頃でした。
裾野から頂上まで見える鳥海山にお目に掛かるのは四十数年ぶりです。
同級生のB君は、元高校の校長先生。写真センスが抜群です。
次の3枚は、B君撮影です。
15時30分。羽後本荘駅前に到着。
目の前の、本庄ステーションホテル別館がお宿です。
いよいよ今回のメインです。
由利高原鉄道の「雪室解禁パーティー列車」に乗ります。
待ち遠しい。
先ずは、創業が1874年(明治7年)の天寿酒造さんのお話を伺います。
お話が終わったら、主役の登場です。
準備は整いました。
カンパ~イ。
揺れる列車で飲む日本酒もまた一興。
振り向けば鳥海山。由利高原鉄道鳥海山ろく線3回目の乗車で、車窓から鳥海山を見ることができました。
わざわざ秋田県まで出かけて飲まなくても!と思う方もいるでしょうが、お向かいのお嬢さん達は台湾からだそうです。「我很驚訝!」
もう一つ「びっくり!」
このイベントは日本酒四合瓶1本に、あとはウーロン茶・オレンジジュース・水なので、アルコール等の持ち込みが自由です。そこで、米と米麹と水を原料として発酵させただけで漉していない日本の伝統的な酒。そうです「どぶろく」を持参して振る舞っている方も。さすが、秋田県!
更に「びっくり!」
隣に座った「先生」と呼ばれている年配の男性が、台湾からのお嬢さんにこの「どぶろく」を「ジャパニーズ・ワイン」と言って勧めていました。さすがにこのシーンの写真はありません。
折り返しの矢島駅では31分間の停車。
この時間を使って鮎川駅改修プロジェクトのクラウドファンディング返礼品の「ミニ駅長こけし」を初めて「駅長室」に納めます。
初出勤です。
手元に「ミニ駅長こけし」がないのは寂しいので一旦持ち帰り、次回は「代理」を見つけて駅長室に納めたいと思います。
さて帰りの車内では、お土産が6人に当たる抽選会。座席番号の札を引いていきます。 最初にアテンダントさんが引いて当たったのは、隣の27番「ジャパニーズ・ワイン」の先生です。
次からは、当たった人が次の札を引くリレーです。この先生が引いたのが、なんと隣の28番。私です。
いぶりがっこを頂きました。
さて、私が引いたら何と30番。B君に当たりました。
真ん中に座ったA君には当たらなかったのですが、優しい秋田美人のお姉様が、3人で来てA君にだけ当たらないのはかわいそうだからと、「青森の社長さんにあげる。」と言って自分に当たったのを持ってきてくれました。
確かにA君は建設会社の現役社長なのですが知るはずもなく、風格で分かったのでしょうか?と言うことは、私たち二人は従業員?と言うわけで「青森の社長さん」なのです。
なんだかんだの1時間56分。楽しい「パーティー列車」でした。
今日は1泊、男3人の旅は明日に続く。