旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

鉄道おまけ~YEBISU×エル特急 ヘッドマーク チャーム「ライラック」

2019-10-23 13:59:24 | 鉄道おまけ
 2017年(平成29年)4月26日から全国のコンビニで、ヱビスビール350ml、または500mlを1本購入すると、全12種のヘッドマークチャームがおまけに付くキャンペーンを行いました。
 「エル特急」の名称が初めて登場したのは、1972年(昭和47年)10月2日のダイヤ改正からです。当時、特急は数少なく全席指定が原則でしたが、「数自慢・かっきり発車・自由席」というキャッチフレーズで、一日複数本運転・ダイヤのパターン化・自由席車両連結の特急が誕生し、その愛称として「エル特急」が生まれたのです。
 名称の「L」には、特急(Limited Express) や直行便 (Liner)、あるいはlucky、lovely、lightなどの頭文字を取ったものと言われていますが、特に意味はないようです。
JR各社は2000年代から順次、L特急という呼称を廃止、最後に残ったJR東海の「しらさぎ」「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」の3列車も2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正で廃止されました。
 なお、ヘッドマーク・方向幕等に使われていた「L」は、新幹線0系のシルエットを図案化したものです。

 エル特急「ライラック」は、1980年(昭和55年)10月1日から室蘭駅・札幌駅と旭川駅間で9往復の運行を開始しました。
 後に増発や運行系統の変更がありましたが、2007年(平成19年)10月1日にエル特急「スーパーカムイ」に統合され、廃止されました。
  愛称の「ライラック」は、札幌市の市木である植物のライラックに由来します。


 2017年(平成29年)3月4日のダイヤ改正で、札幌駅・旭川駅間に特急「ライラック」が運行を開始していますが。ヘッドマークデザインはエル特急のものとは違うものです。


コメントを投稿