旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

閑雲野鶴日記 2020年(令和2年)6月6日 土曜日 朝の散歩『名所・旧跡10kmコース』 『遠見番所跡』

2020-06-06 15:01:42 | 閑雲野鶴日記




①今朝もお天気が良いですね。『満月』を見るために早起きをしたので、少し早めの4時20分スタート。


②今日の「名所・旧跡案内」は、『遠見番所跡』。
 江戸時代、この場所には盛岡藩によって設置された『遠見番所』があったそうです。
 横には延びる道路は以前、海でした。




 江戸幕府は外国との通商を禁止していたことから外国船の出入や通過を監視するために設けられた施設です。
 鎖国とキリスト教禁止に伴い、南部領沿岸にも見張りの番所が設けられました。
 1644年(寛永21年)に盛岡藩が「浦番所改め」を行ったという記録があり、野辺地の名前も残っています。
 1645年(正保2年)には「船遠見番所」の記録が、そして1647年(正保4年)に盛岡藩が江戸幕府に提出したの『南部領内総絵図』に「船遠見番所」が記載されています。
 その後も、1682年(天和2年)には「浜番所」、1804年(文化元年)には「見張番所」という記録が見られますが、名称は違うものの、役目は同じだったと思われます。

③新造漁船は海に浮かんでいました。


④我が町は、前に陸奥湾が広がる。


 後ろには烏帽子岳がそびえる。


 東西に最も広い南端部で約8km。南北の長さは約15km。面積は約83万平方キロメートル。
 よく言えば、「海と山に囲まれた自然豊かな町」ですが、この地形が生む「ヤマセ雲」によって夏は冷涼多湿。決して過ごしやすいとはいえないのです。
 さて、今年の梅雨は・・・。



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