約1時間程の滞在時間になります。
お目当ての「森郷児童遊園」は駅前にある観光マップには出ていません。
下調べに従って進みます。
駅を出たら右へ。
利府駅に隣接する、8軒のお店で構成する屋台村『りふレ横丁』には入らず、手前を右へ。
突き当たりが利府駅のホームです。
ここを左へ。
突き当たりを直進できるかのようにも見えますが、道なりに左へカーブして進みます。
突き当たりを右へ。
旧東北線跡に出ました。目の前が跡地に作られた「森郷児童遊園」。
振り返れば…。
線路跡地に建っているのは、東北地方を中心に軌道敷設・軌道整備などもおこなう総合建設会社、仙建工業(株)利府出張所。
駅からゆっくり歩いて6~7分と言ったところです。
ここには2台の機関車が静態保存されています。
1台は、蒸気機関車C58形354号機。
設置の経緯と機関車の経歴が表示されています。
もう1台は電気機関車、ED91形11号機。
国内初の交流電化実験線区となった仙山線陸前落合駅・熊ヶ根駅間で各種試験を行うために試作された電気機関車4台(ED90形1号機、ED91形1・11・21号機)のうちの1台で、当初はED45という形式がつけられていました。
ED91形1・11・21号機は仙山線全線交流電化後も営業列車を牽引していましたが、1970年(昭和45年)までに廃車になりました。
保存されているのはこのED91形11号機と新幹線総合車両センターのED91形21号機だけですが、説明や解説が一切ありません。
設置からしばらくの間は手入れもされていたでしょうが、「静態保存」と言えば聞こえは良いのですが、「雨ざらし」にされているといった状態で、特に蒸気機関車の痛みがひどく「さらし物」になっていました。
次は、利府郵便局に向かいます。
現役のお店です。
利府町にある宮城県総合運動公園(グランディ・21)内には、「2002 FIFAワールドカップ」の会場となった陸上競技場兼サッカー球技場の「宮城スタジアム」があります。
JR利府駅から宮城スタジアムまで約3kmありますが「宮スタ通り」と名付けられているようです。
駅前を通り過ぎたところに利府郵便局があります。
利府郵便局風景印の絵柄は、新幹線総合車両センターと主に東北新幹線で運用された200系新幹線をメインに、東北地方では利府が産地の一つである長十郎梨、1969(昭和44)年に明治100年の記念事業として開園した県民の森が描かれています。
ここ宮城県利府町は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」に「おくの細道の山際に、十符の菅あり。今も年々十符の菅菰(すがごも)を調へて、 国守に献ずといへり」と記述があるように、「十符の菅菰」(菅という草を乾燥させ編み込んで作ったむしろ。むしろの編み目が十筋あることからのついた呼び名)の産地だったことから「十符の里」と呼ばれるようになり、現在まで受け継がれています。
郵便局の向かいにある、公民館や図書館などが入るこの建物。「十符の里プラザ」という名前が付いています。
真偽は定かではありませんが、十符=とふ=利府と転じて、今の地名の表記と読みになったとか…。
我が町にも『新古今和歌集』に詠われた「十符ヶ浦」があります。「見し人も とふの浦かぜ 音せぬに つれなく消る 秋の夜の月」(橘為仲)。
病院の広報誌の題字、野辺地小学校の校歌には「わかすげ」という言葉が使われています。
表記は違いますが、岩手県野田村の景勝地「十府ヶ浦」も、菅を乾燥させて編んだ「菅薦(すがごも)」が作られていたことに由来するとか。
駅に戻ってきて一休み。
つづく。
お目当ての「森郷児童遊園」は駅前にある観光マップには出ていません。
下調べに従って進みます。
駅を出たら右へ。
利府駅に隣接する、8軒のお店で構成する屋台村『りふレ横丁』には入らず、手前を右へ。
突き当たりが利府駅のホームです。
ここを左へ。
突き当たりを直進できるかのようにも見えますが、道なりに左へカーブして進みます。
突き当たりを右へ。
旧東北線跡に出ました。目の前が跡地に作られた「森郷児童遊園」。
振り返れば…。
線路跡地に建っているのは、東北地方を中心に軌道敷設・軌道整備などもおこなう総合建設会社、仙建工業(株)利府出張所。
駅からゆっくり歩いて6~7分と言ったところです。
ここには2台の機関車が静態保存されています。
1台は、蒸気機関車C58形354号機。
設置の経緯と機関車の経歴が表示されています。
もう1台は電気機関車、ED91形11号機。
国内初の交流電化実験線区となった仙山線陸前落合駅・熊ヶ根駅間で各種試験を行うために試作された電気機関車4台(ED90形1号機、ED91形1・11・21号機)のうちの1台で、当初はED45という形式がつけられていました。
ED91形1・11・21号機は仙山線全線交流電化後も営業列車を牽引していましたが、1970年(昭和45年)までに廃車になりました。
保存されているのはこのED91形11号機と新幹線総合車両センターのED91形21号機だけですが、説明や解説が一切ありません。
設置からしばらくの間は手入れもされていたでしょうが、「静態保存」と言えば聞こえは良いのですが、「雨ざらし」にされているといった状態で、特に蒸気機関車の痛みがひどく「さらし物」になっていました。
次は、利府郵便局に向かいます。
現役のお店です。
利府町にある宮城県総合運動公園(グランディ・21)内には、「2002 FIFAワールドカップ」の会場となった陸上競技場兼サッカー球技場の「宮城スタジアム」があります。
JR利府駅から宮城スタジアムまで約3kmありますが「宮スタ通り」と名付けられているようです。
駅前を通り過ぎたところに利府郵便局があります。
利府郵便局風景印の絵柄は、新幹線総合車両センターと主に東北新幹線で運用された200系新幹線をメインに、東北地方では利府が産地の一つである長十郎梨、1969(昭和44)年に明治100年の記念事業として開園した県民の森が描かれています。
ここ宮城県利府町は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」に「おくの細道の山際に、十符の菅あり。今も年々十符の菅菰(すがごも)を調へて、 国守に献ずといへり」と記述があるように、「十符の菅菰」(菅という草を乾燥させ編み込んで作ったむしろ。むしろの編み目が十筋あることからのついた呼び名)の産地だったことから「十符の里」と呼ばれるようになり、現在まで受け継がれています。
郵便局の向かいにある、公民館や図書館などが入るこの建物。「十符の里プラザ」という名前が付いています。
真偽は定かではありませんが、十符=とふ=利府と転じて、今の地名の表記と読みになったとか…。
我が町にも『新古今和歌集』に詠われた「十符ヶ浦」があります。「見し人も とふの浦かぜ 音せぬに つれなく消る 秋の夜の月」(橘為仲)。
病院の広報誌の題字、野辺地小学校の校歌には「わかすげ」という言葉が使われています。
表記は違いますが、岩手県野田村の景勝地「十府ヶ浦」も、菅を乾燥させて編んだ「菅薦(すがごも)」が作られていたことに由来するとか。
駅に戻ってきて一休み。
つづく。
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