京成電鉄100周年の時に塗り替えられた3300形のうちファイアオレンジ塗装もついに引退と成りました。1980年代の不動産投資の失敗により経営状態が悪くなった京成電鉄で、経費削減のため1982年に登場したファイアオレンジ単色の電車。一部で更新色と言われていますが、塗り替えられた時期がちょうど3000系列の更新時期にかかった為にそう誤解されておられると思われます。が、更新前の車両や旧型車だった2100形もこの色に塗り替えられていることから、経費削減のためやむを得ずこの色になったというのが正しいところでしょうか。京成暗黒時代の塗装ですが、私にとっては非常に思い入れの強い塗装。ちょうど小学校低学年から高校生ぐらいの時期の京成電車の塗装で、あちこちに出かけるようになった頃の京成電車なので、一番しっくりくる塗装です。
今日は仕事が休みだったので青電を撮った京成稲毛のカーブに行ってきました。
ちょうど桜もほころびかけたカーブを行く3300形電車。きれいに決まりました。このあとちょっと時間があったので学生時代に利用したJR稲毛駅近辺で昼食を食べました。
JR稲毛駅から戻ると桜の花が開いている木を見つけたので、ちはら台からの折り返し電車を桜とともに。早く咲いてくれたからなんとか間に合ったといったところです。
もう一度カーブを行く電車を撮れる場所へ戻り、今度はややアップ目で。やっぱりこの塗装がしっくりきます。
撮影後電車に乗り、京成千葉まで行きちはら台から折り返してきた3300形に乗り、津田沼まで乗り心地を楽しみます。
津田沼での折り返しの間に名残の撮影をします。いろいろな角度で撮影をしました。
ありがとう。そしてさようならファイアオレンジ。