温泉にのんびりとつかり、朝ものんびりとして8時半頃に宿を出て長野電鉄湯田中駅へ歩きます。
湯田中駅の駅名標。長野電鉄でも駅ナンバリングが行われていますが、ナンバリングの形がりんごの形をしているのはさすが、長野です。こんなナンバリング表示は初めて見ました。
湯田中0902—信州中野0917 312レ 3517
信州中野0927—須坂0949 520レ 8501
長野へ向かう電車は元営団地下鉄日比谷線の3500形と元東急田園都市線の8500形電車です。かつては東京で通勤通学客を運んでいた両者が、いまは信州の地でのんびりと走っています。
須坂0959—長野1017 4Aレ A特急ゆけむり 1012
須坂で始発のA特急ゆけむりに乗り換えます。始発駅ですが前展望席は好評につき満席になってしまったので、後展望席に座って過ぎ去っゆく景色を楽しみました。
長野からは青春18きっぷの旅に戻るのですが、当初予定では1034発の直江津ゆきに乗り途中駅で下車しようと思っていました。しかし、急に面倒になり後続の1124発の直江津ゆきに乗ることにしました。そこで空いた時間にこんな場所へ行ってみました。
1998年に当地で長野冬季五輪が開催されました。その時に表彰式を競技会場ではなく別の場所で行っていたのを覚えておいででしょうか。その表彰式を行った場所が善光寺参道にあったセントラルスクゥエアという場所です。五輪後は駐車場として活用されています。数年前まで五輪当時の建造物がそのまま残っていましたが、老朽化により解体されてしまい、参道沿いに記念のモニュメントを置いた小さな公園となっています。
長野冬季五輪のシンボルマークと、聖火台のモニュメントです。奥には表彰台を模したモニュメントも設置されています。15年前、日の丸飛行隊やモーグルの里谷多英、スピードスケートの清水宏保の金メダルに沸いたこの地も今はひっそりとしています。ちなみに長野県在住ということからさだまさしさんも長野冬季五輪公式イメージソングを歌っており、長野新幹線開通後の長野駅前に流れていました。
~その6へつづく~