甲府から乗ってきた電車を岡谷で降りて乗り換えます。が、上諏訪で新宿行き特急の交換待ち合わせのため若干遅れ、遅れたまま岡谷に到着するらしく、案内放送が乗り換えを急かします。岡谷に電車到着すると同時に乗り換え客が一斉に下車。待っていた飯田線直通の電車に乗り換えます。
岡谷1035—辰野1047 1414M クモハ313-3027 海カキ
岡谷で飯田線直通電車に乗り換え辰野へ。そのまま中央本線の電車を乗り通せば松本に着くのですが、久しぶりに中央線旧線に乗りたくなったので遠回りをしました。辰野で塩尻ゆきの電車に乗り換えです。
辰野1100—塩尻1121 159M クモハE127-110 長モト
辰野で乗り換えたのはE127系電車。ステンレス製の電車で209系からの流れを汲む電車です。大糸線用に登場し、大糸線内で北アルプスの見える側がクロスシートになり、反対側はロングシートで車窓の北アルプスの山々が楽しめるようになっています。3月16日のダイヤ改正から老朽化していたクモハ123型に変わり走り始めました。このほか篠ノ井線で長野まで足を運ぶようにもなっています。VVVF車特有のインバータ音や、ふわふわした乗り心地を楽しんで塩尻に到着します。
塩尻はブドウの産地でもあり、またワインの生産も盛んなことから、駅名標にはぶどうの実の写真があしらわれています。この写真付き駅名標はJR東日本長野支社管内の各駅で見ることができます。
そして塩尻駅のホームの待合室にはガラスタイルでぶどうが表現されていました。ちなみにこの塩尻駅ホームにはぶどう棚もあり、実際に栽培もされています。国鉄長野鉄道管理局時代の一駅一品活動の名残でもあります。
塩尻1128—松本1149(1144) 433M クハ115-1214 長ナノ
塩尻からは松本ゆきに乗り換え。甲府始発の電車なので混雑していました。この電車が村井駅に到着する寸前に踏切障害検知が作動し、緊急停車しました。安全を確認して出発しましたが、結局松本到着が5分遅れてしまいました。とはいえ松本で余裕のある行程を組んでいたので痛くもかゆくもありませんが…。松本についてからお昼ご飯にしました。
~お昼ご飯から3へつづく~
海カキ:JR東海大垣車両区
長モト:JR東日本長野支社松本車両センター
長ナノ:JR東日本長野支社長野総合車両センター
3月23日。草木も眠る時刻に家を出て地下鉄東西線浦安駅まで歩き、浦安駅から中野ゆき始発電車に乗ります。
浦安0511—中野0549 B521S 15104
大手町までは始発電車とはいえラッシュ並みに混んでいましたが、九段下辺りまで来ると車内はガラガラに。座って少し睡眠補給をします。中野からは青春18きっぷの旅。日付印を入れてもらって中央線電車に乗ります。
中野0559—立川0632 573T モハE233-13 八トタ
立川0643—甲府0838 521M モハ115-1074 長ナノ
立川で中央本線普通電車に乗り換え、座席を確保して写真を撮ろうとすると、無情にも「メモリーカードがありません」の表示。前日撮影したカードを抜いたまま忘れてくる痛恨のミス。雪化粧の富士山や南アルプスの山々をカメラに収めることはできませんでした。甲府駅に着いたところで下車して駅ビル内にあったコンビニでメモリーカードを仕入れて一安心です。メモリーカードも安くなってあちこちで買えるようによかったです。
甲府0853—岡谷1030 431M クモハ115-1015 長ナノ
ようやく写真が出て参ります。3両編成なのですでにボックスシートには先客がいました。そこで通路側に座って道中は持参した文庫本を読むことにしました。定刻に甲府駅を発車。電車の中で小説を読みながら過ごすのはどれぐらい振りでしょうか。
途中、日野春駅で特急あずさ3号の通過待ち合わせがあったのでホームに出ました。甲斐駒ケ岳がきれいに見えていたので駅名標とともに。ホームではこの景色をカメラに収めようと乗客が何人か降りてきていました。
小淵沢を出たところで今度は八ヶ岳を。こちらはドアのところに立って撮影しました。手前を走る築堤は小海線の築堤でこの辺りは大カーブとなっていて撮影の名所でもあります。
~2へ続く~
八トタ:JR東日本八王子支社豊田車両センター
長ナノ:JR東日本長野支社長野総合車両センター