初めて見たのはカージナルス

 先週行われたNFLの第43回スーパーボウルでピッツバーグに敗れた
とはいえ、NFC王者としてすばらしい試合をしたのがアリゾナ・カージナルス。
 QBのカート・ワーナーを中心にしたパスオフェンスでNFCを制したのだが、
昨年までプレーオフにすら出場したの98年以来。

 勝率5割以上だった方が珍しい典型的なドアマット・チームだったのだ。

 実は私が生まれて初めてアメリカンフットボールを見たのは 76年8月15
日に後楽園球場で行われたNFLのプレシーズンゲーム。
 カードがサンディエゴ・チャージャーズ対セントルイス・カージナルス。

 つまり初めて見たアメフトの試合がカージナルスの試合だった。

 前年NFC東地区優勝したセントルイス・カージナルスが2つのTDと2つの
FGで20点を奪い、チャージャーズを1TD・1FGに抑えて20-10で勝った
のだ。

 当時NFLチームのロゴが付いたノートなどが出回っていて、見開きに
NFLのチーム名が載っていたが いかんせん英語で記されていたため
まともに読めない名前が続出した。
 セントルイスといえば当時は‘セントルイスブルース’ぐらいしか知らな
かったのだ。

  ちなみに私が生まれて初めて球場で観戦したのは68年の日米野球、
小倉球場で行われたジャイアンツ対セントルイス・カージナルスだった
のだ。

 新聞屋から回ってきた外野席のチケットで父親に連れて行かれたの
だが、当時4歳だったため野球のルールも分からず球場で買った弁当が
美味しかったイメージが強い。
 試合は1-0でジャイアンツの高橋明が完封したという珍しいケースだっ
たのに・・・・・  

 そんなわけでカージナルスとは妙に縁があると実感していたのだが、
06年に田口壮が所属していたセントルイス・カージナルスは82年以来の
ワールドシリーズで優勝していたものの、NFLのカージナルスはセント
ルイスから移転してフェニックス・カージナルスからアリゾナ・カージナル
スと名前が変わっていった。
 しかも前記したように勝率が5割以下の年が続いたドアマットチームに
なっていた。
 そんなチームがスーパーボウルで名勝負を演じたとは、ある意味で感
無量だった。

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