ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ユートムと警備ロボット・ゾンボーグ兵
11月26日にOAされたウルトラマンデッカー19話・月面の戦士
たちではスフィアの巣となったTPU月面基地内の各所に機能停止
状態で倒れていたゾンボーグ兵が、スフィアソルジャーや等身大
ヤプールによって再起動し探索中のアスミカナタとマナカケンゴ
を襲撃し最終的に等身大のトリガー&デッカーと戦う。
もともとゾンボーグ兵は宇宙開拓の前線基地としてTPUとシズ
マ財団が設立したTPU月面基地に配備された警備用人型ロボット
だから、カナタやケンゴら生身の人間では倒すのは難しいので変
身して等身大で戦うというのだから巨大ヒーローのウルトラでは
珍しいシーンになっている。
警備ロボットと戦うには等身大でなければいけないが、昭和の
ウルトラではセブンのユートム編だろう。
セブンに登場するユートムはアサジ炭鉱で落盤が頻発するため
原因調査に向かったところ、謎の地底都市があって警備していた
のがユートム。
このEPはモロボシ・ダンの誕生エピソードが描かれており落盤
に巻き込まれたダンのモデル・薩摩次郎の救出編という形で、謎
の地底都市や警備ロボット・ユートムが何の目的で設置されてい
たのかという事はエンディングナレーションで語られていただけ。
このEPでユートムは3体登場するのだが2体はウルトラガンで倒
され、もう1体はセブンがワイドショットで倒すわけであっという
間に終わってしまう。
まぁユートムはデザイン的にもアクション向けではないので仕方
ないのに対し、ゾンボーグ兵はアクションできるわけだから等身大
トリガー&デッカーとの戦いは面白いものがあったと思う。
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ウルトラで等身大戦闘と言えば、「ティガ」13話の対レイビーグ星人戦ですね、
あとは「ガイア」18話の「ガイア対アグル」。
等身大ウルトラマンもなかなか好きです。
ちなみに「セブン」のユートムに入ってたのは、Mr.ゴジラこと中島春雄氏です。
セブンは怪獣少なかったから仕方ないとは思いますが、ユートムのみというのは今にして思えばもったいないですね。
ウルトラの等身大での戦いは、一歩間違えるとウルトラファイト的なチープな感じになりますからね。
ちなみに個人的にはセブン対ガッツ星人も等身大対決と昔は思ってました。
「セブン」の対ガッツ星人戦の屋外撮影は、いつもと違う臨場感を映し出していたせいもあり、聞きなれないBGMも相まって「これはいつもと違うぞ」と思わせる雰囲気が良かったです。
「ウルトラファイト」の頃は、まだ「仮面ライダー」が始まる前の時代でもあるし、等身大戦闘の演出のノウハウがそれほど培われていなかったと時代でもあります。
しかし限られた予算内で演出も自由にできなかった分、敢えてチープさを売りにしたのが却って良かったんだと思います。
あの“怪獣ごっこ”的泥んこプロレスがたまんなく面白いのが「ウルトラファイト」の醍醐味であり、その演出を踏襲したのがあの“赤いあいつ”なのですからw
ちなみに「セブン」で気になった等身大シーンは、29話のプロテ星人に対してダンがセブンに変身するシーンが、後の宇宙刑事のような感じで印象深かったです。
たしかにウルトラファイトは等身大ヒーローの金字塔である仮面ライダーの放送開始前ですし、ウルトラファイト自体が赤いアイツの原点でもありますね。
冬木透氏のウルトラセブンサントラ持ってますが、ガッツ星人編の時から新たな曲が追加されておりポインター疾走シーンの曲なども然り。
その中でガッツ星人のモチーフテーマは3曲も作られているのを見ると、相当気合が入っていたのが分かりますね。