連覇目指すなでしこ、W杯初戦で強敵スイスに完封勝利！
日本時間の6月7日から開幕した女子サッカーW杯カナダ大会で
今日行われたスイスとの初戦を日本は前半に宮間あやのPKで挙げた
1点を守りきり、とりあえず勝ち点3を獲得する幸先のいいスタート
となった。
4年前のドイツ大会で日本は初優勝を飾っており今大会は‘連覇を
目指す大会'という事にはなっているものの、世界ランキングは4位で
メンバーも4年前と代わり映えがせず今年のアルガルベ杯では11位
と捗々しくない状況で迎える今大会の目標は個人的にベスト4が現実
的だろう。
今大会からは出場枠が8カ国増えて24カ国参加となっているので、
優勝するには前回までとは1試合多い7試合を戦わないといけない
からベスト4入りには決勝トーナメントでも2勝する必要がある。
ただスイス・カメルーン・エクアドルと組んだグループCはアメリ
カ・スウェーデン・ナイジェリアのグループDやフランス・イングラン
ドのグループFに比べれば恵まれているし、1位通過すれば順当に
行くとアメリカやドイツにフランスとは決勝までは当たらない組み
合わせになっているのも心強い。
4年前もベスト4を目標としていたのがベスト8でドイツ相手に
延長で1－0で勝って勢いに乗り優勝したのを考えると勢いに乗る
事の重要性を再認識するし、そのためにはとりあえずグループCを
1位通過するのが最低条件になるだろう。
それを考えるとランキングは19位とはいえヨーロッパ予選で53得点
1失点というスイス相手に、慣れない人工芝での初戦を勝ちきって勝ち
点3を上げたというのは内容がどうであれ最も重要な事だったわけだ。
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