視聴者の予想を遥かに裏切っていたウルトラマンネクサスの姫矢編

 ウルトラマンネクサスではペドレオン編から、既に主役の孤門を
付け狙う何者かの視線が強調されている。

 ペドレオン編では当初ペドレオンから狙われているのかと思って
いたのだが、ラフレイア編では窓ガラスが突然リコに対して落ちて
来て‘今のは警告だ’というメッセージが届くに至りペドレオンの
視線ではないというのが判明した。

 ウルトラマンに変身しないものの孤門は主役という事から付け狙
われるのは仕方ないが、リコにも被害が及び始めたかという感を強
く持っていた。

 しかし意外にも溝呂木の姿はノスフェル編の11話からしか登場し
ないわけで、製作スタッフから上手くミスリードされていた感が
強い。

 そもそもネクサスでは製作側からミスリードされるケースは多く
8話のM・Pメモリーポリスでも、後半はMPから記憶を消された少女・
里奈が孤門に対して怯えるなどの絡みなどで終わらせたりと一筋
縄ではいかないという感じだった。

 基本的に‘ウルトラマン’という冠が付いている作品では必ず
変化球系の作品でも共通するフォーマットはあったので、その
セオリーに沿って見ていたのだがネクサスはフォーマットその
ものを崩しているので付いて行くのに大変だったわけだ。

 特に姫矢編では伏線が張られまくっているので大人が見るには
楽しいのだが、子供にとっては辛いものがあったのではないだろ
うか。

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