日本のゴルフレベルを上げるにはセントアンドリュースのようなコースを作るべき

【全英OP】藤田、日本人総崩れで警鐘「日本のコースでは選手育たない」

 先週行われた男子ゴルフの全英OPは、日本の松山英樹が最終日に
一時は首位に1打差まで迫る健闘を見せたものの最終的には順位を
落として18位となった。

 ただ松山のプレーに一喜一憂していたマスコミだが忘れてなら
ないのは日本人選手では松山以外の池田勇太以下7人の選手達は
全員が予選落ちし、2日間通算で+2だった藤田寛之のスコアが最高
という惨敗で その中には国内で賞金王を取った藤田や小田孔明に
池田勇太らもいるという死屍累々。

 厳密に言えば今シーズンの松山はアメリカツァーの所属という
事で、藤田ら日本ツァーの選手達は全員が予選落ちとなる。

 その件について‘国内ツァーのコースでは選手が育たない’と
藤田が語っていたようだが、個人的には昭和の頃から既に今回の
会場であるセントアンドリュースのようなコースが日本にない
事の不自然さを感じていた。

 イギリスなどではゴルフは大自然を相手にするスポーツという
感覚だから今回の舞台であるセントアンドリュースのように
荒れ放題のラフをはじめ、うねるフェアウェーや落とし穴のよう
なバンカーに変わりやすい天候や凄まじい強風が吹きつけるコー
スは当たり前なのに対し日本には全くない。

 ゴルフ場も年がら年中プロの大会を開催するわけでもないから
一般客相手にセントアンドリュースのようなコースは厳しい事も
あり作られてないのだろうが、やはり日本のゴルフ界のレベルを
上げて海外ツァーで勝てる選手を育成するには国内に何箇所か
作る必要があるのではないか。

 普段からコンディションもよくラフに入っても大丈夫なコース
ばかりでプレーしていると、難易度の高い海外ツァーのコースに
アジャストできないのは当たり前だろう。

 それを考えると国内にセントアンドリュースのようなコースを
作って国内ツァーに組み込み、そこで上位に入った選手でなければ
海外メジャーツァーには出場させないぐらいの規定を作らないと
日本ツァーの選手達は予選すら通れない選手ばかりになるのは確実
だろう。

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