ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ホークスの補強の正しさを証明する今宮健太の活躍
今年3年ぶりの日本一に輝いたホークスは柳田悠岐や中村晃に、
今宮健太など若手の野手の活躍が目に付いた。
この中で注目したいのがショートを守る今宮健太で2年連続で
ゴールデングラブを獲得し今年はベストナインにまで選ばれる
までに伸びてびているし、今やホークスには欠かせない野手に
成長しているが入団当時は12球団から注目された選手ではなか
った。
むしろ今宮が指名された09年のドラフトでは花巻東の菊池雄星が
注目選手の筆頭で6球団の競合の末にライオンズが獲得していたのに
対し、今宮は春夏で2度対戦していたもののノーヒットに抑えられて
おりホークスの単独指名となったのだ。
ここで思い出すのが94年のドラフトで、注目選手は駒沢大の河原
純一がアマチュアNo1と言われ根本陸夫管理部長と駒大の太田監督
と親しい事からホークス逆指名は固いと思われていた。
ところがジャイアンツが参入した途端にホークスは河原から手を
引き、強打が売り物だった別大付の城島健司捕手を単独指名したの
だった。
当時プロ野球OB達が‘投手の駒不足にも拘らず即戦力を取らずに
未知数の城島を取るとは’という根本氏非難の大合唱だったのだが、後
に城島が日本一の捕手になったのに対し河原は故障に泣かされ期待
とは裏腹な数字に終わったのを見ると根本氏の見る目の確かさを実感
するしプロ野球OB達が絶賛する選手ばかりを取っても意味が無いと
いうのが分かる。
ホークスを食い物にした男の時代はプロ野球OB達が絶賛する選手
ばかりを獲得して弱体化させていたのだが、今宮の獲得&成長は根本
時代の良き伝統が復活した象徴だろう。
即戦力の投手と俊足巧打型の野手ばかりを獲得してもチームの幹と
なる選手には育ちづらいのだから。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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チームの方針がしっかりしていると強いですよね。
実際、今宮がいなかったら川崎の抜けたショートがどうなっていたか(^_^;)
ホークスは川崎がMLB志向だったのを理解して今宮を取ったようですよ。
FA宣言をされてから慌てるのではなく、それを見越しての準備が必要だし青写真を描くビジョンが大事ですよね。