キックベース筑豊大会で驚いた事

 今年のキックベース筑豊大会は残念ながら1勝1敗でベスト4に
残れずに敗退したわけだが、筑豊大会に出場する事によって違う地
域の指導者の方々と知り合えて刺激を受ける事ができる一方で地域
によってルール解釈の違いがあるなど‘?’と思う事もある。

 今年の我がチームは予選リーグ全5試合のうち2試合目と5試合
目の試合で、3試合目が審判だったため1試合目をやっている間に
オーダーを発表したりしていると第1試合に登場した田川市のチー
ムの監督が私に‘ちょっと聞きたい事が’と声をかけてきた。

 この監督は次男が小学校時代にソフトボール教室のコーチだった
ので面識があったのだが‘筑豊大会はルールが違うのか?’という
わけで、尋ねてみると‘ファールゾーンでファールフライをキャッ
チしたのにファールといわれた'との事。

 キックベースは塁間ラインから5mの外にデッドボールラインを
引き、このラインの内側がファールゾーンで越えるとフライを捕っ
てもファールになる。

 だから‘デッドボールラインを超えて取ったらファールですけど’
と言うと‘いやいやファールゾーンで捕ったのにファールと言われ
た'と答えたのだが、後から聞くとこのチームはサッカーをしている
メンバーで固めているとの事で保護者も野球のルールを知らないの
ではないかと思ったのだ。

 そういえば我々が3試合目に審判をした時にもランナーなしから
打者走者が3塁に走りこんでアウトのタイミングだったにも拘らず、
3塁手が1塁守備のようにベースを踏んでアウトをアピールしていた
のを思い出した。

 一方で一昨年対戦したチームは先頭打者がヒットで出た後に離塁
アウトを取られていた事があり聞くところによると、このチームは
少年野球チームのメンバーを中心にしているのでキックベースは打
者が蹴ってからでなければスタートできない事を理解してなかった
わけだ。

 キックベースという競技は三角ベース野球とサッカーにドッジボ
ールを組み合わせたものだから互換性があり、いろんな種目の子が
プレーしやすい一方それゆえのルール不理解もあるわけだ。

 それにしてもサッカーをしている子供だけでなく、保護者までが
野球のルールを知らないというのは少なからずショックな話である。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 内村航平の途... 加茂&岡田ジャ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。