ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
TV東京のボクシング中継は よかった
11日に行われたダブル世界戦は内山高志がWBAのSフェザー級王者に
なるという嬉しい結果になったが、感心したのがOA したTV東京の中継
方式だ。
ダブル世界戦にも拘わらず放送時間が1時間半しかなかったので、最初に
行われたWBAのSバンタム級タイトルマッチが数ラウンドをカットされるという
異常事態には‘オイ、オイ’ とは思ったのだが・・・・・
20:00からという事はディレー中継になるのは分かっていた。
当然編集しての中継になっているのだが、メインになった内山の試合は
CMによるインターバルの中断が殆どないのには驚いた。
しかし意外にCM中断を入れない中継法は悪くないどころか、むしろディ
レー中継を逆手にとった やり方は‘こんな中継法もあったのか’と目から
ウロコ。
更に採点をレフェリーの森田健氏に採点させるというのも以前から
‘こうしたらいいのでは’と思っていたので‘とうとうやってくれた’と嬉しかった。
世界戦がラウンドマストシステムなのに元世界王者が解説者として10-10
のイーブンラウンドを平気でつけるのはおかしいと思っていたのに対し、普段
世界戦でジャッジをしている日本の審判員を放送席で採点させていけば
いいのにと思っていたのだが赤坂TVをはじめ殆どのTV局は試みようと
しなかった。
プーンサワット-細野戦を114-114につけた森田健氏の採点は別として、
これは他のTV局も続けて欲しいもの。
最大の不満点だったダブル世界戦だったにも拘わらず1時間半の中継
枠はスポンサーとの関係で仕方ないが、完全版がBSジャパンで後日OA
されるという事だから しっかりフォローしてくれている。
98年3月に辰吉丈一郎の初防衛戦が行われた時は八尋史朗の世界戦と
ダブルで行われたのだが、判定まで行ったという事で八尋戦は まともに
OAされなかった。
それを考えると今回のTV東京の中継方式は大いに
評価できるし、どこかの局と違いボクシングに
対するホンモノの愛情が感じられる。
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なにも、イロモノ路線を突っ走るだけが工夫ではないのですから。
やはりTV局のやる気次第でしょう。
目先の利益目的でイロモノ路線にドップリはまって
いる赤坂TVなど、メディアの風上にもおけませんね。