子供向けマンガにも毒があるからこそ面白い

 以前記したように最近我が家で 第1期の ちびまる子ちゃんを見ている。

 現在OAされている まる子に比べると雰囲気が かなり違うのだが、ある意味
毒があるのだ。

  毒があるといえば店の客待ちにあるクレヨンしんちゃんの単行本を我が
家の息子達や甥っ子達も飽きもせずに読んでいるのだが、決まって1桁の
単行本が人気がある。

 1桁の単行本はアニメ化された直後で‘妖怪ケチケチババァ’ とか
‘妖怪ヨッパライジジィ’などとしんちゃんが言う。
 いわゆるP○Aから嫌われる典型的な作品で、当時かなりの抗議が集中
したらしい。

 もともとクレヨンしんちゃんは大人向けの週刊アクションに連載されていた
作品なので、ある意味大人向けの内容になっているため‘こんな事やって
いいのか?’と思うシーンがあった。
 これが作品の毒というヤツで、ある意味 魅力の1つになっている。

 ところがアニメの人気が上がるに従い大人しい内容になって、毒抜き
された状況になる。
 これでは一般ウケはするだろうが、作品自体が持っていた本当の魅力が
半減する事を意味する。

 未だに最初にOAされた青ジャケット版・ルパン三世の人気が高いのも、
原作に忠実な大人向けの毒があるからではないかと思っている。

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