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こーじ苑
リオ五輪総括:柔道編
【柔道・中村兼三Point】指揮官の細かい気配りでまとまった…総括
リオ五輪の柔道競技は男子が金:2、銀:1、銅:4で女子は金:1、
銅:4で特に男子は全階級でメダル獲得という快挙だった。
4年前のロンドン五輪では男子は金を逃しているのだから復活
への第一歩と言っていいだろう。
ちなみに76モントリオール五輪の後から柔道が無差別級を除き
7階級制になっているのだが男子が全階級でメダルを獲得したのは
意外にも初めてで、特に今大会で異彩を放ったのが90㌔級でベイ
カー茉秋が取った金。
90㌔級は旧86㌔級時代からの鬼門で金はおろか決勝進出が04
アテネの泉浩のみという状態だったので、この階級で金を取れる
のはある意味 快挙だったわけだ。
逆に言えば初日に登場する最軽量級の女子48㌔&男子60㌔級は
谷亮子&野村忠宏といった凄い選手が活躍していたので金メダルを
取るのが当たり前のような雰囲気だったものの、男子60㌔級で野村
以外で金を取ったのは84ロスの細川伸二のみで女子48㌔になると
谷亮子しか取ってないのだから2人がいかに凄かったか分かる。
谷と野村以外でも各階級の金メダリストのリストを見ると金を
取ったのは特定の選手で、他の選手は意外にも苦戦して金どころ
かメダルにすら届かないというケースが目立つのだ。
特に女子はアテネでの金5個という事例があるので今回‘たった
1個’と言われそうだが、複数金メダルを取ったのはアテネ以外は
08北京の2個のみで96アトランタの恵本裕子や00シドニー&アテネ
では谷亮子だけが1大会1階級金を取っているのだからガッカリする
必要はない。
リオでの男子は66㌔級の海老沼匡が連続出場だったぐらいで他は
初出場の若手が多かったわけだから、大野将平やベイカー以外で金
を取れなかったものの いい経験になったのではないだろうか。
とりあえず今回の成績で井上康生監督の手腕が証明されたわけで
逆に言えば4年前は監督そのものが一昔前の感覚だったのだから、
やり方さえ間違わなければ金1個は確保できていただろうし、4年
後の東京では男子の金:4、女子の金:3ぐらいは狙えるのではな
いかと思うのだ。
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あの審判とはしっかりと組んでいたんだなw
あんな馬鹿げた試合ばかりだと、いずれ柔道は五輪から外されてしまうよ。
まぁリネールは柔道界のフロイド・メイウェザーですか。
大した攻撃をしないのにポイントを貰え、それを守り切るというのが得意。