【ソフトB】外れ1位、JR九州・加治屋を単独指名!(スポーツ報知) - goo ニュース
今日は注目のプロ野球ドラフト会議が行われ注目の松井裕樹はイーグルス、
大瀬良大地はカープが抽選の結果交渉権を獲得するなど盛り上がった。
最近のドラフト会議を見ると‘○○以外には行かない’といった選手は一部で、
ほとんどの選手達が12球団どこでもOKという形になっているから指名後に
もめるケースは意外に少ない。
層の厚い希望球団に入れなくても指名された層の薄いチームでレギュラーを
取って活躍すればればFAで大手を振って意中の希望球団に入れるのだから、
やはりFA制度があるのは大きい。
その影響から‘1軍でプレーしてナンボ’という思想が主流になっているので
昭和の時代にあった‘○○のレギュラーより○○の2軍’といった歪な思想が絶滅し
かけているのはプロ野球が健全になっている証拠ではないか。
さて私の地元のホークスは目玉であった松井裕樹を指名したものの抽選で
外すと杉浦稔大も外した結果JR九州の加治屋蓮を1位指名すると2位が森、
3位で岡本と全て高卒社会人投手を4位に仙台育英の強打者・上林誠知を指名
したのだ。
意外にホークスは大隣、大場、巽ら大学No1といわれた投手達が伸び悩む
傾向が強く今年入団した東浜も まだ本来の力を出し切ってない感じなのに対し、
摂津や森福ら社会人経由で入った選手の方が活躍するケースが多いので高卒
社会人投手を即戦力として取ったのは正解だろう。
しかも上林を4位で指名したのを見ると現在ホークスの主力打者は内川や松田ら
30歳前後の選手が多いので上林のような将来クリーンアップを打てるような打者を
取っておかなければ、ダイエー末期に即戦力投手ばかり取り漁った結果 城島より
若いクリーンアップを打てる打者がいなくなった失敗を繰り返す事になる。
三遊間は松田と今宮で5・6年は大丈夫だし外野も内川・柳田・長谷川がいる
のでケガ人でも出なければ当分磐石だから、その間に上林のようなクリーンアップ
候補は2軍で じっくり鍛えて行くといいだろう。
それを考えれば今年のドラフトの結果は決して悪くないと思うのだ。