にせものに気付かないのか？

　ウルトラセブンではウルトラマンに続いて‘にせもの’が登場する。
　ウルトラマンの‘にせもの’は地球人同士の信頼関係を崩すためにザラブ
星人が変身したものだった。
　科学特捜隊は通常ウルトラマンと共闘して戦っていたのに目を付けた星人
はハヤタを捕らえて変身できないのを確認し、にせウルトラマンに変身して
宇宙局の傍に現れた。

　ところがウルトラマン攻撃を逡巡していた科特隊は‘たとえウルトラマンと
いえども、この地球上で暴力をふるう者とは戦わなければならない’とムラ
マツキャップが決断し、にせウルトラマンを攻撃した。

　一方セブンの‘にせもの’はザラブ星人と同じ考えでサロメ星人が建造
している。
　だからウルトラマンエースでヤプールが作ったエースロボットのような
ものだ。　

　エースロボットはエースキラーから破壊された。

　にせセブンは輸送船を襲ってホーク1号を撃墜したぐらい。　

　それにしてもウルトラ警備隊は、ベルトが付いているニセモノに気付か
なかったのだろうか？

　にせウルトラマンは大きくて見上げなければならないしモニターでも確認
できず、ビートルも使ってないので見分けが付かなかったかもしれない。
　しかしウルトラ警備隊はホーク1号で全身を見ているのだから、見分けが
つかないというのは問題である。