ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
北京五輪競技第13日:日本ソフト12年目の悲願なる
今日は何と言っても女子ソフト。
前日の死闘を制した日本がアメリカ相手に勝てるか? エースの上野を
起用するのは確実だが、朝から北京は雨が降っていたので‘明日に順延
にならないか・・・’と思っていた。
しかし夕方には雨は止んだので予定通りに試合は始まる。
昨日と違い今日は先攻の日本は1回、2回と15イニング無失点のオスタ
ーマンから6人で終了。
1回裏にアメリカは1番のPゴロを上野がお手玉して内野安打され、更に
2塁内野安打でノーアウト1,2塁から1アウト後に 4番の2ゴロで二封を狙
うがオールセーフで満塁。
ここで5番を2ゴロ、6番をキャッチャーフライで凌ぐと、3回に日本は ここ
までノーヒットの三科が2ベースでチャンスを掴むと2アウト3塁から1番・
狩野の内野安打で先制。
更に4回には山田のHRで待望の追加点を挙げるが2アウト後に雨が激
しくなり一時中断。
流れが変わりそうで嫌な予感がしたし、ノーゲームになったらマズイなど
と思っていたら何とか雨が止み試合再開。
その裏に先頭の4番からライトにHRを打たれ1点差になる。
6回にアメリカは先頭打者のヒットから1アウト2塁とし4番を敬遠、5番も
四球で初回に続いて1アウト満塁のチャンスを掴む。
ここで上野が踏ん張り2つの内野フライでピンチを切り抜けると 7回に
ヒットとバントエラーから1アウト満塁とチャンスを広げ、 Pゴロで3塁ラン
ナーが還り貴重な1点を追加した。
その裏は先頭打者にヒットを打たれるがフェンス際のファールフライと
3塁ライナー、そして3塁ゴロで試合終了!
アトランタ以来12年目にして悲願の金メダルを獲得した。
解説の宇津木妙子前監督も感涙の様子。 ホントによかったと思う。
一方ほぼ同時刻に始まった女子サッカー3位決定戦は日本が前半から
ボールをキープしチャンスを作るが決定的な場面は作れず0-0 で前半
終了。
後半に入っても日本がボールをキープしていたが、攻め疲れかドイツの
カウンターを食い始め70分にシュートを弾いた所に14分から投入されて
いたバラマイが左サイドから決め遂に先制される。
その後も積極的に攻めるがドイツDFに決定的な場面を作れず、残り3
分でバラマイから2点目を決められ0-2で敗れメダルを逃した。
それでも初戦を0-2から追いつき勝たないといけないノルウェー戦で
先制されてから5-1で逆転勝ち、Qファイナルでも中国に2-0 で勝ち
ベスト4に進出したのは大健闘だし大いに称えられていい。
女子卓球の個人戦で福原愛は世界ランキング1位の張怡寧から1-4
で敗れベスト8ならず。
一方、男子の韓陽は3回戦でロシアのスミルノフに4-1で勝ちベスト16
進出するが水谷隼はギリシャのクレアンガに4-1で敗れる。
女子バレーはSファイナルが行われ、かつての中国のエース・郎平が
監督のアメリカが予選リーグでストレート負けしていたキューバに 3-0
で勝ち84ロス以来のファイナル進出。
もう1つの試合はブラジルが中国に手こずりながら3-0で勝ち、ファイ
ナルはアメリカーブラジルになったが郎平にとっては母国のリベンジ
マッチとなる。
陸上は、やり投げ予選が降りしきる雨の中で行われ記録が出ない中で
日本の村上幸史は全体15位で惜しくも予選落ち。
前夜は棒高跳びの沢野大地も全体16位で予選落ちと陸上は苦戦続き。
そんな中で行われた男子400mリレーは予選1組に登場しアメリカ、ナイ
ジェリアがバトンパスで棄権した幸運もあり2位に入る。
全体でも3位で明日のファイナルに進出した。
ちなみにアメリカは女子もバトンミスで失格となり400mリレーでのメダル
獲得はならず。
女子新体操団体予選・前半で日本は9位スタート。
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正直言って、ソフトボールなど、事実上オリンピックでしか脚光を浴びないスポーツを正式種目から外すのはいかがなものか?と。
逆に言ってしまえば、冬のオリンピックなどそのほぼ全競技にワールドカップが存在し、実質上は祝祭的な意味しか持っていない大会の存続自体を見直すべきか、と個人的には思います。
まあ、その辺のところは要するにヨーロッパとアメリカの思惑にその他の国が右往左往している訳ですが。
今大会で一番感動して、不覚にもちょっとウルッっと来てしまったあとに、いろいろと考えてしまいました。
オリンピックなんて、こんなもんだ。
私も、さすがにウルッと来ましたよ。
彼女達の、ここまでの苦労を知ってましたからね。
ソフトボールはヨーロッパの連中にとって女子野球ぐらいにしか思われてないのでしょうね。
>柴田真紀様
ソフトの金は まさかでしたが、野球の敗退もまさかですね。
でも今日は最後に歓喜が待ってました。