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こーじ苑
稀勢の里の引退に2つの悔い
稀勢の里、引退! 田子ノ浦親方が明かす 横綱ワースト8連敗、地元後援者に勇姿見せられず
今年の大相撲初場所に進退をかけた横綱・稀勢の里が、初日から
昨日まで3連敗した事から今日引退を発表した。
今場所の稀勢の里は初日の御嶽海に負けた後2日目は逸ノ城にも
敗れ勝負のかかった3日目も栃煌山にも完敗するなど先の見えない
内容だっただけに、もはや限界という形で引退は止むなしという雰
囲気だったから今朝の引退発表を聞いて‘やはり’という感じだ。
稀勢の里といえば早くから将来の有望株という形で注目されてお
り特に厳しいので有名な元横綱・隆の里の弟子という事から、将来
の横綱昇進に大きな期待がかかっていた。
その後12年に大関に昇進すると、すぐにでも横綱に昇進するの
ではと期待されながら悉く失敗する形でファンの期待を裏切り続け
ていた中で一昨年の初場所で悲願の初優勝を果たし横綱に昇進した
のだった。
大関時代に横綱・稀勢の里待望論が声高に叫ばれたのは日本人で
横綱に昇進可能な力士が他に皆無で、ケガも少ない事から取り組み
に穴を空ける事がないからというのもあっただろう。
ところが横綱に昇進して最初の場所となった17年春場所で13日
目に日馬富士から敗れた時に左大胸筋断裂の重傷を負ったものの、
千秋楽に照ノ富士に本割と決定戦で勝って連続優勝を飾ったのだが
皮肉な事にこれを境にケガを頻発させ休場が続いてしまう。
稀勢の里が横綱に昇進できたのは生真面目な性格ゆえだが横綱と
しての責任感がケガの治療も中途半端なまま場所に出場し、ケガを
悪化させ負けが込んで休場という負のスパイラルに陥る事に。
稀勢の里本人は‘土俵人生に一片の悔いなし’と引退表明の記者
会見で語っていたが、見ている我々にすると2つばかり‘IF’がある。
それは先代親方である隆の里が出稽古禁止令を出さずに千代の富
士や朝青龍をはじめとしたモンゴル勢がやっていたように、強い相
手を求めて出稽古に励んでいれば1つの型に拘る事なく臨機応変の
取り口ができたのではないかというもの。
出稽古禁止だったので自分の型を作るにはよかったかもしれない
一方で左四つ右上手を崩されると脆かったし、一昨年春場所のケガ
の影響で自分の型が作れなくなった事から他の取り口を若い頃に覚
えていればと思う。
もう1つは腰高の姿勢が最後まで直らなかった事で先代親方自身
も腰高だったから許容範囲だったのかもしれないが、もう少し四股
を踏んで重心を落とす姿勢で取れていればとも思うのだ。
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休める雰囲気じゃなかった これにつきます
ここがピークで徐々に相撲人気落ちていると思います
貴景勝や御嶽海が頑張って 盛り返してくれるか
しかし広報の大乃国 ただの悪口 並べやがって
こいつがno2いるとは驚き
まぁ先代親方が非常識な風習を堅持したいタイプのようでしたからね。
存命中にもう少し精神的なフォローがあればと思いましたよ。
確かに逆転優勝の次の場所は全休するべきという話が全く出なかったのはおかしなものです。
大乃国は自分が15日間皆勤負け越しをやらかしているのですけどね。