ヒーロー作品の法則を無視

 ウルトラマンネクサスEP8・MPメモリーポリスでは冒頭でウルトラマンとファウ
ストの戦いが行われ、更にバグズバンをナイトレーダーが倒して前半が終わる。

  ところが後半はMPから記憶を消された里奈らの話などで終わる。
 こういう展開はEP3・巨人ウルトラマンに続いて2度目で、ヒーロー作品の
法則を無視していると当時憤ったのを思い出す。

 基本的にヒーロー作品はヒーローと敵の闘いというクライマックスが後半に
来るのが通例で、ごくたまに前半にヒーローが登場する場合は敵からやら
れてしまうケースが多い。

 これは1話完結だった時の法則だが平成ライダーシリーズのように前後編
モノの場合は前編のラストで戦いながら終わり後編の冒頭でヒーローが敗
れたり敵が逃走したりして導入部が終わる。

 ウルトラではガイアが数話をかけて1つのEPを作っていたが、それでも1話
にはラストにクライマックスの戦いがあった。 

 ところがネクサスでは前半までにクライマックスの戦いがあって後半はEP3
では謎の男・姫矢と孤門・凪が絡んで終わり、 EP8はメモリーポリスの話と
爽快感が残らない終わり方をする。

 続きモノならではの展開で子供にとっては物足りなかったのだろうが、個人
的にはネクサスならではの野心的な試みだと思っていたものだ。  

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