新春かくし芸大会が終わる！

さよなら「かくし芸大会」４７年で有終の美(スポーツニッポン) - goo ニュース

　今日の新聞に毎年正月にOAされていた新春かくし芸大会が来年のOA
版を最後に終わるという記事が載っていて驚いた。

　子供の頃 正月3が日にOAされるかくし芸大会を家族揃って見るのは恒例
だったし、今でも紅白歌合戦やレコード大賞は見なくても かくし芸大会
だけは見ていたのだ。

 　特に堺正章の芸は秀悦で毎年楽しみにしていたし、故・いかりや長介の
南京玉すだれなど名物芸を見るのも楽しかった。　
　また話題の映画やドラマのパロディ作品や、その英語劇と中国語劇の出来
に感心していたし大いに楽しめていた。

　ただ残念なのが年内に収録しているので‘今年は東軍の勝ち’などの情報
が先に流れていたりして興ざめする事もあったが、これは仕方ない事だろう
とも思っていた。

　そんなマイナス面があっても毎年 高視聴率を叩き出していた凄い番組
だったし、他局はこの時間帯に いかに視聴率を上げるかという考えで無謀
なボクシングの世界戦を裏番組でOAしたりしていたのを覚えている。

 　確かに年々かくし芸の難易度が上がり過ぎたりネタが尽きた感じも
あったが それを補って余りある面白さに毎年ワクワクしていたし、新学期が
始まって堺正章のマネをしようとして失敗する同級生が毎年いたのも懐か
しい思い出だ。

　この番組のおかげで当時司会をしていた名アナウンサーだった高橋圭三
氏を覚えたり、一月一日の歌を覚える事ができた。

　どんなものにも終わりがあるように、かくし芸大会も終わる時が来るのだが
昭和を代表する番組が終わる事で昭和が また1つ遠のいていった気がする。