ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2010選抜高校野球・第12日 ファイナル
日大三 5 ⑫ 10 興南
いよいよファイナル。
見どころは島袋と強打の日大三打線になるだろうが、打線は何とか言い
ながら日大三で投手陣も日大三の方が人材は豊富だし1日多く休んでいる
ので互角だという予想だから興南が先取点を取って互角と思っていた。
Sファイナルまでの戦いぶりなら興南が先攻だろう。
2回表に興南は1アウトから5番が3塁線を破るが3塁手とレフトがライン
際を固めるシフトのためシングルヒット、直後に6番が3塁ゴロ併殺。
日大三は2アウトから3番が四球で出塁した1回に続き2回に先頭の5番が
歩くと6番のバントを3塁手が1塁悪送球でノーアウト1・3塁とチャンスを広げ
7番が歩いて満塁から2アウト後 島袋が1塁への牽制悪送球で2者が還り
2点を先行。
なおも1番が死球で2アウト2・3塁のチャンスが続くが島袋が踏ん張る。
ところが3回に先頭の3番がライトにHRを打ち込み2-0とすると4番のレフト
フライをレフトが落球しノーアウト2塁から5番のレフト前ヒットで2塁ランナー
がホームに突入するが好返球でタッチアウト。
これが大きかった。
興南は4回に1アウトから2番がヒットで出塁するも3・4番が連続三振で無得
点だったが、その裏に島袋が3人で抑えた直後の5回に5番のヒットから
バントなどで2アウト2塁から8番が歩き9番が3塁内野安打でつなぎ 1番の
レフト前ヒットで1点を返す。
続く2番が倒れて1点止まりで、その裏に2番と4番のヒットでピンチを招くが
島袋が踏ん張って迎えた6回に先頭の3番がライト前に落として盗塁しノー
アウト2塁とするものの4番・5番が凡退しチャンスを逃したかに思ったら6番が
センター前に打ち返し1点を返す。
7番が死球で1・2塁にしたものの8番は ここまで1安打の島袋。
ところが島袋が三遊間を抜くとレフトが左打者シフトでライン際に寄って
いたので左中間を抜く逆転2ベースとなり、更に9番のセンター前で島袋が
ホームに突入しアウトのタイミングだったが空タッチでホームインして4-2と
リードを広げた。
そのまま興南ペースになるかと思われたが、その裏 日大三は1アウトから
8番がライトへHRを放ち1点差にすると9番の2塁フライが風に流され 3ベース
となり1番のスクイズは内野安打となり同点。
ところが1塁ランナーが牽制でアウトになると直後に2番が3塁エラーで出塁
するものの3番を三振に討ち取り2点止まり。
直後の7回に興南は先頭の2番が2ベースで出塁したがクリーンアップが
凡退して無得点、更に10回には1アウトから2つの四球で1・2塁のチャンスを
作るものの7番のPH安慶名が三振して勝ち越しならず。
日大三は7回以降3人づつで島袋に抑えられていたが10回に2アウトから
2塁フライを落球してサヨナラのチャンスを掴むもののPH清水はピッチャー
ゴロに終わると、11回には先頭の8番が歩いて9番がバント。
ところが島袋の好フィールディングで2封すると1番のセーフティーバントでも
2封となり、2番が三振でサヨナラのチャンスを再び逃す。
12回に興南は1アウトから4番が1塁ゴロエラーで出塁すると暴投などで
2塁に進み連続四球で満塁となる。
ここで安慶名が3塁ゴロでホーム封殺と思われたが送球が逸れて2人が
還り2点を勝ち越すと8番の島袋も2ベースを放ち9-4、更に9番のヒットで
1・3塁から1番の1塁ゴロで決定的な10点目が入り勝負を決めた。
2回に日大三がノーヒットでノーアウト満塁から2アウト後、島袋の牽制
悪送球で2点を先行。
更に3回にHRとレフトフライのエラーでノーアウト2塁になった時は日大三の
ワンサイドと思われたが、エラーしたレフトの伊礼がバックホームで 2塁
ランナーを刺して流れを止めた。
流れが変わったなと思ったのが6回に2-3で2アウト1・2塁から島袋が三遊
間を抜いた時に通常のシフトならレフト前ヒットになるはずがレフトがライン
際を固めていたので左中間を割る逆転2ベースになったし、9番のセンター前
ヒットでホームのクロスプレーとなりアウトのタイミングだったが空タッチで
セーフになった事。
それでも日大三が その裏にHRだけでなく2塁後方へのフライが風に流され
落球から3ベースになった時は流れを興南が手離したと思ったが、そこから
島袋が踏ん張った形だ。
だから決勝点となった3塁ゴロの悪送球は流れが興南にあったゆえの
エラーだろうと思う。
それをもたらしたのは島袋の力投だろう。
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風の影響、見方と自らのミスもあり点を 取られはしましたが、強打日大相手に堂々とした投球。
詰まった打球が目立ちましたし、球威もあるのでしょうね。
むしろ球数が増えた7回以降の方が球威が増していたと思えましたね。
特にインコース攻めが効果的でしたが、こういう
ピッチングができるのは昨年から成長したという事でしょう。
日大三の監督も賞賛してましたね。