ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ラグビーのインプレータイム=投手の全力投球数
先日ジャイアンツのコーチに就任した桑田真澄が‘先発投手には
135球を’的なコメントをしていたのに対し、12球団No1の防御率
を誇るホークス投手陣が100球少しで降板している事に目を付けた。
工藤公康監督も当初は‘完投を’適菜事を語っていたのだが最近は
聞かなくなったのは、やはり全力投球度数が100球ぐらいを限界と
見ているのではないかと考えている。
最近ラグビーで聞く用語にインプレータイムというのがあり、こ
れは実際にプレーしている時間の事でアマチュア時代は80分中20分
足らずだったインプレータイムが最近は40分近くまで伸びている事
からインプレータイムが60分のアメリカンフットボール同様1週間
に1試合がベストになっているしベンチ登録メンバー23人で戦う競
技になっている。
投手でいえば昭和の時代はクリーンアップ以外の打者は追い込ま
れるまで打たないというのがセオリーになっており、極端にいえば
クリーンアップ以外は追い込むまでは気を抜いたボールを投げられ
ていたと思うので150球投げても実際に全力で投げるのは80球ぐら
いだったのではないかと思う。
ところが最近は打撃レベルが上がり打順に関係なくファーストス
トライクから思い切り振って来るので、100球投げるなら80球ぐら
いは全力で投げる必要があるので桑田の全盛だった平成の初めの頃
なら130球投げて完投できたのが100球少しで交代しないと打たれや
すくなってくる。
ちなみにパ・リーグのレベルが高いのは打順に関係なくストライ
クを取りに来るボールを強く振るという文化が定着しているのでパ
の先発投手は8割以上を全力で投げる事ができるのに対し、セは今
でもクリーンアップ以外は追い込まれるまで打たないという伝統
を守っているチームが多いのでセの投手の方が全力で投げるのは
6割近いぐらいだからここにレベルの差が出て来るのではないか。
それを考えると135球を全力で投げさせるよりも100球を全力で
投げさせ、残りはブルペンでつなぐという方が合理的だと覆うの
だが果たして桑田の理想は実現するのか大いに興味がある。
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