アナザースペースのおかげで実現したウルトラ共闘

 最近のウルトラを見ているとアナザースペースや並行世界といわ
れる言葉が出てくるのだが、これのおかげでパラレルワールドを結
ぶ事ができていると思う。

 ご存じのようにウルトラは昭和ではM78星雲から来たヒーローと
いう設定で統一されていたのだが平成に入るとM78星雲のヒーロー
ではなく、単なる光の巨人という設定になったため昭和シリーズと
は一線を画す形になっていたしウルトラセブンなどビデオ版の平成
セブンやセブンXにグレートなどの海外版ウルトラマンもM78星雲
ヒーローなども然り。

 ただ今から15年前に始まったウルトラマンメビウスで久しぶりに
M78星雲世界のウルトラができ、これが好評を得たので平成ウルト
ラとつなごうとしたのだろう。

 とりあえずガイアの劇場版で別世界の話が使われていたのを08年
の超ウルトラ8兄弟でティガ・ダイナ・ガイアの平成3作品と、Aま
での昭和ウルトラ4兄弟をメビウスが結びつける形で共演させた事
で異世界の結びつきという事ができるようになったようだ。

 そしてウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSS
E
Yの中でレイとヒュウガの2人が空間の歪みに巻き込まれ別世界に
流れ着き、もう1人の
レイとヒュウガが出て来るという設定ができ
たわけで本格的に並行世界を描いた最初の作品になるだろう。

 この設定を本格的にしたのが超決戦ベリアル銀河帝国でアナザー
スペースという設定ができてウルトラマンゼロが他の世界に乗り込
み、ジャンボットやグレンファイヤーにミラーナイトらと戦いウル
ティメイトフォースゼロを結成するなど多くの世界で活躍する事に
なる。

 このアナザースペース=並行世界概念のおかげでギンガから始ま
るニュージェネレーションズという設定もできるようになったし、
今回のクロニクルも然りだと思うのでよくぞ考えたものだと円谷の
アイデアに感心する。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ラグビーのイ... 追悼ハンク・... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。