ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
これぞホンモノの世界タイトルマッチ
西岡、相手棄権で3度目の防衛=リナレスは衝撃の1回TKO負け-ボクシング世界戦(時事通信) - goo ニュース
今日WOWOWフェスの一環として代々木第2体育館で行われたボクシング
のダブル世界戦で帝拳ジムの2人の王者が防衛戦を行ったが、WBCの
Sバンタム級王者の西岡利晃はイバン・エルナンデスに3R終了TKO勝ちで
3度目の防衛に成功したもののWBAの Sフェザー級王者のホルヘ・リナレス
がファン・カルロス・サルガドから1RにまさかのKO負けを喫して王座から陥落
するなど明暗を分ける形になった。
最初行われたのがホルヘ・リナレス2度目の防衛戦。
スーパースターのオスカー・デラ・ホーヤが運営するゴールデンボーイ
プロモーションと来年からの契約も決まり追い風の中だったためかメディアに
よっては‘何ラウンドで倒すか?’などと書き立てていた。
ところが軽快なフットワークからストレートのようなジャブを連発して好調を
思わせたが、50秒過ぎにサルガドの左フックがガードの隙間からねじ込ま
れてテンプルにヒット。
これでダウンし何とか立ち上がったものの完全に効いていた、リナレスに
サルガドが連打を浴びせると2度目のダウンで立とうとするところを
レフェリーがストップし、まさかのKO負けとなった。
不安があるとすれば世界王者になってからは初めての日本での試合と
いう事で、変なプレッシャーがかかる事と思われていた。
とはいえ冷静さでは定評のあるリナレスだけに少なくとも防衛は堅いと
思っていたのだが、調子が上がる前に序盤から勝負をかけてきた挑戦者の
パンチが先に当たったという感じだ。
やはりボクシングには こういったアクシデントとしか思えない
番狂わせがあるし、それが醍醐味でもある。
予定調和がある方がおかしいのだ。
こうなると西岡に変なプレッシャーが かかるのは止むを得ない。
ただでさえ5月にメキシコで強敵のジョニー・ゴンサレスをKOしている西岡
が、強敵相手の防衛をクリアした直後の試合だけにホッとするのが怖いと
思っていたし相手も6位とはいえ元Sフライ級王者なので下手したら・・・・と
波乱があるとしたら西岡の方と思っていた。
1Rからエルナンデスの突進を上手くさばき、スピードある右ジャブからの
コンビネーションを打ち込む。
特に左ストレートのボディブローが再三にわたってヒットしポイントをピック
アップしていく。
2Rにバッティングでエルナンデスが出血したので減点されたものの、危
なげない出来で3R目になると更にペースアップしていく。
そして3Rを終えたところで挑戦者がアゴの異常を訴え棄権したため 3R
終了のTKO勝ちとなり、3試合連続のKO防衛となった。
確かに3R中盤に相手のパンチをかわしざまに打ち下ろしの左ストレートが
カウンターでヒットしたので、アゴにダメージを負ったのだろう。
リナレスが‘まさか’の番狂わせの後だけに西岡の完勝にはホッとしたのは
否めない。
これで来年にはボクシングの本場であるメキシコやラスベガスで、スーパー
ファイトをやれる可能性が高まった。
今回の中継はWOWOWで、いつも見ているエキサイトマッチの
感覚だったため心地よく見る事ができた。
やはり‘これがボクシング中継のスタンダードだ’
という感じで、数日前のエセ世界戦中継とは雲泥の差
だったのは言うまでもない。
« 明日は幼稚園... | ナイトレーダ... » |
西岡選手、見ていて熟達のマタドールみたいに思えました。エルナンデスの前進をヒラリと交わし、鋭いパンチを突き刺して距離をコントロール。決定打となった左フックは思い切り打ってきた右を空振りさせて、すかさずジャストミート、当たり所がもう少しアゴの先のほうなら、ダウンにつながるような見事なカウンターパンチ、まさにマタドールの止めの剣の一撃みたいだったと思います。
この二試合を評して「世界戦二試合でたったの4R、物足りない」などと言う意見もあるようですが、予定調和ではない、何が起こるかわからない真剣勝負の怖さ、面白さを理解していない、底の浅い発言だなあ、と思います。観戦する側も、ある程度の観戦スキルを持つ、それが本物のプロの競技を見る側の礼儀じゃないかな?と思いますね。
今後もヤバイじゃないかなって思う一敗とみる
勿論 外れて欲しいが
予定調和でないからこそボクシングは面白いのであって、予定調和の結果が見たければプロレスあたりを
見る事でしょうね。
となれば亀一家はプロレスとなりますけどね。
サルガドの左フックはホントに強烈でした。
まぁ1Rで終わってリナレスのためにもよかったと思います。
ガマンしてダメージが溜まると怖いですけどね。
西岡は今回さらに評価を上げたと思いますので、
来年ラスベガスあたりでビッグマッチに臨んで欲しいですね。
>屯田兵様
現地観戦ですか、凄いのを見られましたね。
まぁリナレスが左一撃で、トラウマにならなければいいのですけどね。
試合は残念にもジョー小泉氏の予言が的中しちゃいましたね。まさに、最後のゴングが鳴るまで何が起こるか分からない、でした。
タイトルはレオのテーマソングから引用しましたが、何かが終わりを告げる時ではないことは確かでしょう。
やはりボクシングの魅力は絶対はないというものですね。
考えてみれば宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘も一撃で終わってますので、リナレスの負けもこれと同じでしょう。
タイトルがレオのテーマとは思ってましたけど、リナレスの本物のキャリアスタートはここからでしょう。
能ある者は貴重な教訓として以後を戦いますので。
これを恐れるとヤ○ザ一家のボクサーのように噛ませ犬ばかりを相手にする事になります。