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こーじ苑
豪腕:ジョージ・スタインブレーナー元オーナー死去
スタインブレナー氏が死去=ヤンキースの名物オーナー(時事通信) - goo ニュース
NYヤンキースの元オーナーで‘豪腕’とか‘ボス’と呼ばれていたジョージ・
スタインブレナー氏が心臓発作のため80歳で亡くなったというニュースを
MLBのオールスターゲーム中継で知った。
スタインブレーナーといえば73年に低迷していたヤンキースのオーナーに
なると74年からFAで大物選手を取りまくり、76年からアメリカンリーグ3連覇&77・78Wシリーズ連覇を果たす原動力となった。
いわゆる‘カネも出すが口も出す’という典型的なオーナーで77・78とWシリ
ーズを連覇した時の名監督のビリー・マーチンと常に衝突し5回も解任する
などの伝説を残している。
なにせ
1:ボスは常に正しい
2:ボスが間違っていると思ったら1を見よ
と書いたスローガンを互いに部屋に貼っていたもの同士なのだから衝突も
やむなしだったのだろうが。
そして‘活躍すれば持ち上げ、失敗すると酷評する’というのが極端だった
ため、自分が陣頭指揮で取った伊良部秀輝について活躍すれば ‘サムライ’
と持ち上げるものの打ち込まれたら‘太ったヒキガエル’ と酷評して日本でも
有名になった。
ただヤンキースでは豪腕をふるったものの どこかの国の某元オーナーと
違い野球へのリスペクトは持っていたのは確かで、ネーミングライツで自らの
名前を本拠地の球場に付けるオーナーが出ていた時代にヤンキーススタ
ジアムの名称を変えなかった事などは その証拠だろう。
常に衝突し続け‘犬猿の仲’と言われたビリー・マーチンが21年前に交通
事故死した時は‘家族の1人を失ったようだ’と涙ながらにコメントしたという
エピソードもあるように身内への愛情を持っていたようだ。
昨年ヤンキーススタジアムが新しくなった最初の年にAロッドや松井秀喜
らの活躍で9年ぶりのWシリーズ制覇したのが何よりのプレゼントになった
のではないかと思う。
今頃は天国で約21年間待ち続けたビリー・マーチンと再会して早くもケン
カを始めているのだろうか・・・・・
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彼の死後、周りにはケンカするほどの相手でもないものばかりだったので寂しかったでしょうが、これでお互い、雲の上で存分にケンカができることでしょう。
謹んでご冥福をお祈りします。
やはりケンカするほど仲がいいとは、こういうことでしょうね。
1つの時代が終わったという感じですね。